「金星特急 ３・４・５・６巻」 嬉野君

金星特急 3 (ウィングス文庫)

• 作者: 嬉野 君
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2010/12/09
• メディア: 文庫

金星特急 (4) (ウィングス文庫)

• 作者: 嬉野 君
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2011/06/09
• メディア: 文庫

金星特急 5 (ウィングス文庫)

• 作者: 嬉野 君
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2011/12/09
• メディア: 文庫

金星特急 (6) (ウィングス文庫)

• 作者: 嬉野 君
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2012/06/08
• メディア: 文庫

３～６巻を一気読み。
読み終わった直後からプチ入院したり、戻ってからも疲れが溜まってたりで感想書くのをサボってたら、感想を殆ど忘れてしまった・・・
雑誌掲載時の（登場時の）殿下が好きになれなくて積んでいたのですが、来月発売の小説ウィングスに完結話が掲載されると知り、一気に読んでみました。
スピード感も人間関係も事件も、やっぱり面白い！
本文中だけじゃなく、挿絵でも錆丸が少しずつ成長しているのが、楽しいです。
彼は、本当に成長したなぁ。
ここまでオトコマエになるとは、想像してなかった。
殿下も、最初の印象ほど嫌なヤツでも無かったし、月氏の皆も個性的で楽しいし。
キャラが多いのに、皆がちゃんと役割を持って動いているのが凄いです。
ただ、砂鉄とユースタスの展開は望んでいなかったので、ちょっと残念。
６巻以降の分も雑誌で読んだけれど、本当にあと１話で終わるんだろうか・・・
全てがどう収まるのか、楽しみです。

「金星特急　３」　2012-07-13読了☆
「金星特急　４」　2012-07-14読了☆
「金星特急　５」　2012-07-15読了☆
「金星特急　６」　2012-07-16読了☆

　

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「金星特急 ２」 嬉野君

　「金星特急　２」
　嬉野君　（高山しのぶ／絵）
　新書館　ウィングス文庫　６９０円＋税
　２０１０年６月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

金星特急には途中乗車も下車もできない。強行すれば樹に姿を変えられる。次々と困難に襲われる中、錆丸は砂鉄とユースタスに助けられてばかりの己を腑甲斐なく思い始める。強くなりたい。せめて自分を守れるくらいに――。金星特急の次の停車地は密林（ジャングル）のど真ん中。金星の所望する≪王の火≫なるものを手に入れるため、密林の奥深くに分け入った錆丸達だが・・・・・・！？　三人の関係も動き出す、人気シリーズ第二弾！！


雑誌で一度読んでいるというのに、再び読んでも、やっぱり面白い。
３人それぞれの謎も少しずつ深まり、旅の謎と合わせて、この先どうなるのか、ワクワクしながら読みました。
錆丸とユースタスのボケコンビのお蔭で、砂鉄が、どんどん苦労性のオトンになっていくような・・・・・・頑張れ（笑）
話題の（笑）書き下ろしは、予想外の展開に、私も驚いた。
どうした、ユースタス！？
正気に戻れー！　（笑）
相手は、砂鉄だぞー！
　

2010-06-12読了☆

　

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「金星特急 １」 嬉野君

　「金星特急　１」
　嬉野君　（高山しのぶ／絵）
　新書館　ウィングス文庫　６２０円＋税
　２０１０年１月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

絶世の美女『金星』の花婿に選ばれれば、この世の栄華は思いのまま。だが花婿候補を運ぶ特別列車『金星特急』に乗って、帰ってきた者は一人もいない――。一目惚れした『金星』に会うため、入ったばかりの高校を中退して『金星特急』に乗り込んだ錆丸（さびまる）。やたらと腕の立つ正体不明の無愛想男・砂鉄（さてつ）と、天然大喰らいの美貌の騎士・ユースタスを仲間に、錆丸の途方もない旅が幕を開ける。胸躍る本格冒険活劇スタート！！


雑誌で第１話を読んだ瞬間から、この話の虜に。
冒険・コメディ・萌えが揃っていて、私的ツボをガッツリつかまれました。
能天気天然少年・錆丸、腹にドラゴンを飼う（笑）騎士様・ユースタス、意外に錆丸に弄られるキャラな胡散臭い無愛想男・砂鉄。
みんな素敵だけど、特に砂鉄が、普段は格好良いのに、時々錆丸に振り回されてる姿が、可愛くて好きです。
チラッとしか出て来てない灘陸佐も格好良いし、その他出て来るキャラたち全員が魅力的で、何かしらの謎な部分も持っていたりもして、彼らの事が、もっと知りたい！　彼らの活躍が、もっともっと読みたい！
雑誌の方では、とんでもない事になった所で続いてて、早く次号を読みたくて堪らないです。
でも、季刊誌なので年４冊・・・・・・　焦れったい・・・・・・
　

2010-01-04読了☆

　

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「ペテン師一山４００円」 嬉野君

　「ペテン師一山４００円」
　嬉野君　（夏目イサク／絵）
　新書館　ウィングス文庫　５９０円＋税
　２００９年４月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

曾祖母・フサの危篤の知らせを受け、雲出（くもず）家を訪れた純太。初めて会う親族たちは、３０億とも言われる遺産のことで気もそぞろだった。だが遺言の内容は「一月以内に『雲出流のやり方で』目標金額を稼げた者に財産を分配する」というもの。雲出流＝詐欺で。雲出家は詐欺師の一族だったのだ！　所持金４００円の純太は、所持金ゼロの親戚のお兄さん・研士とパートナーを組み、目標金額２０００万円の詐欺（コン）ゲームに参加することになるが・・・・・・？　人生を変える夏休みが始まる！！


うさん臭い親戚共、とんでもない職業、成り行きで参加することになったコンゲーム。
中学生男子の、日常とは違うワクワクする夏休みの話で、面白かったです。
格好良いのに、いざと言う時には役に立たない研士、ツンデレおじさん、鬼よりも怖いフサなどなど、魅力的なキャラばかりなので、もう少しキャラ同士がからむエピソード（プライベートでの）が読んでみたかったかな。
「ウィングス文庫１０周年記念フェア」のＷチャンスの「フサのイメージの香水ミニボトル」が、すっごく気になるんですけど・・・。
フサのイメージって、いったい・・・・・・？
　

09-04-28読了☆

　

「パートタイム・ナニー」２・３巻 嬉野君

　「パートタイム・ナニー　２」
　嬉野君　（天河藍／絵）
　新書館　ウィングス文庫　６００円＋税
　２００８年７月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

――剛くん、結婚して。　　サダコのような黒ずくめの女・サキに、突然結婚を迫られた剛。面白がるバブーのせいで彼女とデートする羽目になる剛だが、そのサキに何故かバブーがプロポーズ！？　――「花嫁グレイ篇」とバブーの成人試験の合否をかけた、剛vsバブーの日本全国鬼ごっこを描いた「王様ゲーム篇」＋書き下ろしを収録。　最強のトラブルメーカーお坊ちゃま、バーソロミュー（通称バブー）と、現役男子高校生にして自給五千円の雇われ乳母、剛が繰り広げる荒唐無稽コメディ第二弾、さらにパワーアップして登場！！

　「パートタイム・ナニー　３」　完結
　嬉野君　（天河藍／絵）
　新書館　ウィングス文庫　６００円＋税
　２００９年１月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

ほほえみ二丁目商店街に、砂男（すなおとこ）現る。　　子供たちを恐怖のどん底に陥れた噂の真相を探るべく、さっそく砂男捕獲に乗り出す坊ちゃま。だが不気味なだけで意外に無害な、その男の正体は・・・・・・！？　そして「決めた。剛を解雇する」　――坊ちゃまの言葉の意味は？　　ドヲタにドＭにドＳ、キワモノキャラも続々登場。最強のトラブルメーカーお坊ちゃま、バーソロミュー（通称バブー）と、現役男子高校生の乳母、剛が繰り広げる荒唐無稽コメディ、ちょっぴりシリアスありつつも、やっぱり爆笑必死の最終巻！！
　
　
お気に入りの変人奇人大集合コメディ「パートタイム・ナニー」を２・３巻一気読みしました。
１巻から変わらぬテンション、どんどん繰り出される奇人変人＋変態たち（笑）。
バブーも泣いて怯える敵（？・笑）の登場。
王女のドＳっぷりは、恐ろしかった・・・。　本当に恐ろしかった・・・・・・。
あらすじにも書かれているように、ちょっぴりシリアスもありつつも、「ナニーと坊ちゃま」から「親友」になっていく二人。
どんな事件が起きようとも、明るさと優しさ、人と人との温かい繋がりを感じる、ほのぼの・・・と言うには騒がし過ぎるけど、温かくて楽しい話でした。
最初から最後まで、本当に面白かった！
雑誌の方では、春号から新シリーズがスタートするとか。
すっごく楽しみです。
　

「パートタイム・ナニー　２」　09-01-15読了☆
「パートタイム・ナニー　３」　09-01-16読了☆

タグ：パートタイム・ナニー

「パートタイム・ナニー」 嬉野君

　「パートタイム・ナニー」
　嬉野君（天河藍/絵）
　新書館　ウィングス文庫　590円＋税
　2007年7月発行
　【bk1】【livedoor】
　
　
時給五千円につられ、外国人家庭の乳母のバイトに応募した剛（ごう）。だが、肝心の坊ちゃま――バーソロミュー・ウェリントン、通称バブーは一つ年上の１８歳。知能も運動能力も高いが、"悪魔の尻尾付き" と称される、超トラブルメーカーだった！！　歴代乳母が手を焼いた坊ちゃまを腕力でねじふせるため、若くて腕っ節の強い剛が選ばれたのだ。その日から、平穏で堅実だった剛の毎日は激変し・・・・・・！？　荒唐無稽な設定を、問答無用の説得力で描き切る！！　読み出したら止まらない。嬉野君、衝撃のデビュー作！！
　
　
面白かったー！
「何このアホな展開！」と思いながらも、「バブーならやりかねない。いや、絶対やる。やらない訳が無い！」と納得させられてしまう妙な説得力と、テンポの良さが、堪らなくハマル、面白いコメディーでした。
本当に、これがデビュー作なのか！？と思うくらい、上手いです。
ウェリントン家の坊様・バブーは、高い知能と運動能力を持っているのに、活用方法がガキっぽく、それがとんでもないトラブルを巻き起こすのに、でも憎めない。
いや、むしろ愛しい。
りっぱに乳母（――というより猛獣使い）の役目を果たす剛の、巧みな「飴と鞭」の使い分けも、素晴しい！（頭を掴んで絞める！　投げ飛ばす！）
商店街の皆さんも気の良い人たちばかりで、幸せそうで、楽しそうで、読んでいてこちらも楽しくなってきます。
小説ウィングス２００７年秋号から、続編の連載が始まるそうで、バブーが何をやらかすのか、剛はどんな「飴と鞭」を見せてくれるのか、すっごくすっごく楽しみです。

07-07-11読了☆

タグ：パートタイム・ナニー