SSブログ
   └ ☆柏枝真郷(BL以外) ブログトップ

「ホーンテッド・ホテル ―Replace―」 柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

2-ホーンテッド・ホテル.jpg 「ホーンテッド・ホテル ―Replace―」
 柏枝真郷 (宮城/絵)
 幻冬舎コミックス 幻狼ファンタジアノベルス 900円+税
 2010年8月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

実家である本屋の廃業を機に、探偵事務所に就職することになった「カメ」こと亀尾駿馬。彼には物を「置き換える」超能力があった。初仕事を何とか解決に導いた駿馬と古屋敷探偵事務所の愉快な面々の元に舞い込んできた新たな事件は、老舗ホテルに現れた「未来からやってきた幽霊」の調査だって!? 新米探偵・駿馬が挑む奇想天外な事件の結末とは――?


シリーズ第2巻。
ワタシ的には、予想外の結末――かな。(その方向には進まないと予想してた)
少しツッコミを入れたいところもあったけれど、まぁ、細かい事は気にせず読むのが良いかも。
駿馬の能力を大っぴらに使い過ぎるのが、ちょっと気になりましたが、今回も面白かったです。
 
2011-05-23読了

 
タグ:Replace
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「 Replace 」 柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

Replace 「 Replace 」
 柏枝真郷
 幻冬舎コミックス 幻狼ファンタジアノベルス 900円+税
 2010年1月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

東京都墨田区――古き佳き江戸の風情が残るこの町で育った亀尾駿馬。稼業である本屋の店じまいを機に探偵事務所に就職することになった彼が任された最初の依頼、それは「宇宙人にストーカーされている」!? 所長の古屋敷をはじめクセ者揃いの面々と早速調査に乗り出すが、事件の背後にはアブない連中がかかわっていて・・・・・・。 下町情緒溢れる探偵事務所を舞台にしたディテクティブコメディが開幕!


ちょっとした不思議な特技を持つ駿馬の、探偵事務所に就職して最初の事件。
軽くて読みやすく、駿馬の雑学も面白かったです。
一癖も二癖もある所員たちも魅力的で、特に会計士の壷井さんが気になります。
あのロボットのようなところが崩れて、ニヤリとか笑ったりするところとか、見てみたいです。
舞台になっている墨田区に全く詳しくないので、いろいろ細かく説明されてもサッパリ・・・だったのが残念。
 
2010-02-17読了

 
タグ:Replace
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「 Calling 2」 柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

Calling-2 「 Calling 2」
 柏枝真郷 (春乃壱/絵)
 幻冬舎コミックス 幻狼FANTASIA NOVELS 900円+税
 2009年6月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

正反対の性格ながらもコンビを組む新米消防士の次郎とレイモンドは、炎上した古い自動車の中から焼死体を発見する。遺体が他殺体と判明し、警察の捜査に協力する二人だったが、数日後、新たな自動車火災に遭遇してしまう。そこに前の自動車火災との共通点を見つけた次郎とレイモンドは・・・・・・。NYの消防士の活躍を描いた傑作シリーズ、待望の続巻が登場!!


待ちに待ってた続巻です。
読み始めたら止まらなくなって、一気に読んでしまいました。
消防士としての話と、事件の謎解きの比率(バランス)は、どんな感じなのか?
消防士探偵・・・みたいな感じになるんだろうか? と想像したりしてましたが、消防士としての話:8、事件の推理:2 って感じで、謎解きを期待して読むと寂しいですが、でも、推理部分が少なくて消防士としての話がガッツリ書かれている事が、消防士としての仕事をおろそかにしてない、二人の真剣さを感じさせて、私は好きです。
今回の事件の切っ掛けになった事柄は・・・・・・、ツライなぁ・・・・・・。
無邪気さも感じる分、残酷な気がしました。
でも、次郎たちに良い事もあったりして、読後感は明るかったです。
次郎、ケリー、おめでとう!
そして、兄(一郎)の相手は、もしかして・・・!?
思わず、他のシリーズ本を出して来て、確かめてしまいました。
次郎じゃないけど、出会った経緯が知りたいです。
 
09-07-04読了

 
タグ:Calling
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「絆 ニューヨーク1897」 柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

絆 ニューヨーク1897 「絆 ニューヨーク1897」
 柏枝真郷 (高里ウズ/絵)
 中央公論新社 C・NOVELS FANTASIA 900円+税
 2009年4月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

現場検証中、爆発事故に巻き込まれたNY市警鑑識課員ダグラス5世。目が覚めた彼を取り囲んでいたのは、今や博物館や映画でしか見ないガス灯に、古い型のドレスを着た看護婦――そこは19世紀末のニューヨークだった。どうやら高祖父の体に意識が入ってしまったらしい。混乱の中、警官ルイスと知り合った彼は、この時代には確立していない鑑識技術を捜査に持ちこみ、注目を集めることに・・・・・・。果たして5世は元の世界に戻れるのか!?


タイムスリップ物につき物の問題「タイムパラドックス」を何とか話に馴染ませようと、中途半端なルールを作られると、ルール設定の穴が気になって気になってイライラして、話を楽しめなくなる事が多い為(特に、ラノベに多い)、この本はどうだろうか・・・と、少し警戒して読んでいたのですが、とても素直に読めて、面白かったです。
推理物としても充分に面白く、ルイスとダグラス5世との友情や、家族との温かくホノボノとした生活風景に幸せを感じたり、当時のNYの街の様子も興味深かったりと、本の隅々まで楽しみました。
二段組で、読み応えもタップリで、すごく面白かったです。
 
09-04-26読了

 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「 Calling  1」 柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

Calling-1 「 Calling  1」
 柏枝真郷 (春乃壱/絵)
 幻冬舎コミックス 幻狼FANTASIA NOVELS 900円+税
 2008年8月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

2001年9月11日――アメリカが誇る2つのビルがテロにより崩壊し、343名の消防士が殉職したこの日、一人の日本人留学生・次郎の運命もまた大きく変わった。数年後、NYの消防士となった次郎の前に、元警官のレイモンドが新人消防士として現れる。彼もまた、9.11によってその運命を変えられた人間だった・・・。NYを舞台に、2人の消防士の奮闘を描く新人消防士成長ドラマ、ここに始まる!


NYの消防士を主人公にした、柏枝さんの新シリーズ、第1巻!
冒頭の『消防士の祈り』を読んだだけで、『硝子の街にて』の19巻以降を思い出して、ウルウルしてしまいました。
『硝子の街にて』を読んだ時にも感じましたが、柏枝さんの『9・11』の悲劇などとの距離の取り方は、絶妙だと思います。
客観的になり過ぎて、冷たくなる訳でもなく、悲劇や人の温かさを読者に押し付ける訳でもなく、その辺のバランスが絶妙で、読みやすくて、私には丁度良いです。
登場時のレイモンドのあまりの無愛想さに、消防士仲間と喧嘩にならないかと、読みながらハラハラしてしまいました。
でも、その辺は、静かなる曲者・分隊長の密かな采配を感じながら、いつの間にかジロウと良いコンビが出来つつあって、これからの二人の活躍が楽しみです。
今回は、登場人物たちの紹介な感じが強かったですが、次巻からは、事件の比率が多くなるのでしょうか。
捜査権の無い消防士である二人が、どう事件と関わり、その事が彼らにどんな変化をもたらすのか、ワクワクします。
ジロウのアルバイト遍歴を読んで、思わずニヤリとしてしまいました。
ノブは、『ライバル』によると、この話の2年位前にNYに戻っているようなので、この先、彼らがチラッとでも出て来てくれると良いなぁと期待してます。
 
09-03-30読了

 
タグ:Calling
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「ライバル」全3巻  柏枝真郷 [   └ ☆柏枝真郷(BL以外)]

ライバル-1 「ライバル vol.1 競争と協力と」
 柏枝真郷 (古街キッカ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 580円+税
 2006年11月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
 
常泉崇志、ナンパな性格ながら、なりたてほやほやの刑事、二十七歳!  八木澤克、日本文化新聞社会部の記者。唯我独尊の自信家、二十七歳!  大学卒業後、それぞれの道を歩んでいた二人が、ばったり出会った! 刑事と記者、同じ事件をめぐるライバルか? それとも友人なのか? 東京を舞台に熱く繰り広げられる待望の新シリーズ、スタート!
 
ライバル-2-追憶と忘却と 「ライバル vol.2 追憶と忘却と」
 柏枝真郷 (古街キッカ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 580円+税
 2007年3月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
 
新宿駅南口の高層ホテルの一室で、結婚式を挙げたばかりの新婚女性が殺された。凶器は包丁――。夫が自首し、逮捕されたが、状況証拠があがらず謎は深まるばかり。大学時代、同じゼミ生だった八木澤と常泉は、それぞれ記者と刑事となって、この事件を追う。犯人をあげるのはどちらか! デカ対ブンヤの情報戦、新シリーズ、絶好調!

ライバル-3-北風と太陽と 「ライバル vol.3 北風と太陽と」
 柏枝真郷 (古街キッカ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 580円+税
 2007年11月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

徹夜で捜査の処理をしていた常泉は、捜査一課で新年を迎えた。同じく八木澤も、記者クラブで年を越す。元旦、エレベータで顔を合わせた二人は、ひょんなことから浅草寺へ初詣に向かう。混雑した仲見世で、ふいに悲鳴が聞こえた。「この人・・・・・・死んでる」。 第一発見者は高校生らしき少年。事故か自殺か他殺か。謎だらけの事件に、常泉と八木澤が奔走する。刑事vs.記者の情報戦、いよいよ第三弾!
 
 
「硝子の街」シリーズにハマり、他の本も読んでみたいと思って手を出してみました。
今回は、大学の同級生が、刑事と記者として再会。
それぞれの立場と考えで、同じ事件を追いかけ、時にコッソリと協力したり、競い合ったりする姿が、事件部分の読み応えと共に、とても面白かったです。
出て来る事件や、犯人の動機は、現実にありえそうな物ばかりで、思わず考えさせられてしまいました。
登場人物たちの抱える悩みや問題も、都合良く解決されたりせず、少しずつ心を解きほぐしていくように、ゆっくりと変化していくのは、読んでいて好感が持てました。
事件捜査と取材も、時に常泉がリードしたり、次には八木澤がリードしたり、そんな彼らを意識する別の記者が出て来たりと、この先どうなって行くのかとワクワクさせられてきていた所で、諸事情により3巻で完結との事で、とても残念です。
途中、スカイトラベル社の懐かしい人たちが、チラッと登場したのは、とても嬉しかったです。
ノブは、結局3年ほど東京(日本)に居たということになるのでしょうか。
NYに戻ったと分かって、ホッとしました。
 
「ライバル vol.1 競争と協力と」 08-12-02読了
「ライバル vol.2 追憶と忘却と」 08-12-04読了
「ライバル vol.3 北風と太陽と」 08-12-05読了

 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:
   └ ☆柏枝真郷(BL以外) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。