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「魂読者」 椹野道流 [  ★椹野道流]

魂読者 「魂読者 ソウル・リーダー」
 椹野道流 (吉村正/絵)
 イースト・プレス アズ・ノベルズ 850円+税
 2010年8月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

医療系の専門学校に通う湖は、料理の腕を買われ、小さなバーでバイトをすることに・・・。店の奥にはタロットカードを操る一人の男がいた―― 闇に溶け込むようなその男、神崎は占い師ではなく、相手の魂を読むソウル・リーダーだという。謎に満ちた神崎がなぜか気になって仕方がない湖・・・ ある晩、店を休んだ神崎の様子を見にいって、とんでもない彼の秘密を知り・・・・・・。凍った心を融かすまっすぐな想い・・・ 高純度ラブ。


新シリーズ第1巻。
少々、湖が強引過ぎるように感じましたが、神崎が相手では、これくらいの勢いと強引さで一気に心をこじ開けないと無理だったかも。
今回は、キャラと設定の説明編で、ストーリーは次巻から動くといった感じなので、次巻を楽しみにしてます。
それにしても、坂本くんは、放置ですか?
二人がラブラブしてる間も一人で反省してるのかと思うと、ちょっと可哀想・・・。
 
2010-12-05読了

 
タグ:魂読者
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「きみのハートに効くサプリ」 椹野道流 [  ★椹野道流]

きみのハートに効くサプリ 「きみのハートに効くサプリ」
 椹野道流 (草間さかえ/絵)
 プランタン出版 プラチナ文庫 571円+税
 2010年4月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

サプリ商品の開発に悩む製薬会社の研究員・透は、移動販売車のカレーが気になり通い詰める。他人を心に踏み込ませまいとする自分が、店主との「また明日」という “約束” につい微笑んでしまうことに驚きながらも。だが偶然町中で件の店主・芹沢と会い、酔った透は悪癖のまま彼を押し倒し、無理に関係を持ってしまう。あげく過去のトラウマから泣き出したところを慰めてもらい・・・・・・。


読み始めて直ぐに、「どうして、本と一緒にカレーを買って来なかったんだっ、自分ー!!(怒)」と本気で思ったくらい、芹沢のカレーが美味しそうで美味しそうで、食べたくて堪らなかったです。
芹沢にどんどん心を解されていく透が、帯の文句そのままで(「あああもう、可愛いなあ加島さん!」)、本当に可愛かったです。
バカップルな会話には、ニヤニヤしてしまいました。
あまり面倒な展開の話は読みたくない気分だったので、この本はピッタリでした。
 
2010-10-23読了

 
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「夜の乱入者」 椹野道流 [  ★椹野道流]

夜の乱入者 「夜の乱入者」
 椹野道流 (琥狗ハヤテ/絵)
 幻冬舎コミックス リンクスロマンス 855円+税
 2009年2月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

トラウマから他人と接することに怯える小説家の斎藤和は、ある夏の日、暑さにへばっていた黒猫を介抱した。以来通ってくるその猫・クロスケとのささやかな交流に安らぎを覚える和の前に、突如、猫耳尻尾付きの全裸男が現れる。自らをクロスケだと主張する彼は猫神様で、恩返しにきたという。仰天したまま押し倒され、気持ちいい恩返しをされてしまった和。ずっと傍にいると約束してくれたクロスケの温もりに包まれ、固く閉ざしていた心が癒されていき・・・。


たとえ相手が格好良い美青年だったとしても、猫耳猫尻尾の裸族が、突然家に侵入して来たら、変質者としか思えないだろうなぁ・・・、恋なんて無理だよなぁ・・・、とか思ってしまいました。(苦笑)
でも、そこで恋が芽生えるのがBL。
トンデモ話なのだけれど、ほろっとさせられる、良い話でした。
メインカップルも良かったけど、脇の二人の “ お揃いのエプロン ” に、思わずニヤリv としてしまいました。
 
2010-02-22読了

 
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「妖魔なオレ様と下僕な僕 7」 椹野道流 [  ★椹野道流]

妖魔なオレ様と下僕な僕-7 「妖魔なオレ様と下僕な僕 7」
 椹野道流 (山田シロ/絵)
 イースト・プレス アズノベルズ 850円+税
 2010年1月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

浪人生の正路が妖魔、司野の下僕となり、同居を始めてちょうど一年。再び受験の季節が訪れた。今年は司野の勧めで文系の大学も受けてみることにしたのだが・・・。入試前夜、眠れぬ正路を抱いて『気』を整えてくれたり、当日は必勝弁当を持たせてくれたり・・・と思いがけない司野の行為に正路の胸はじんわり。そうしてついに合格発表の日。正路の進路はいかに・・・!? 待望のシリーズ最新刊! 新たなる愛の一歩が。


久し振りの新刊です。
イラストが、唯月一さんから山田シロさんに替わっていて、司野はともかく、ショタだった正路が普通の青年になってて、何だが慣れませんでした。
これから色々と話が大きく動き出しそうな予感を感じさせられたり、司野の内面にも変化が出て来てドキドキワクワクさせられたり、正路の生活の変化に伴い、新キャラとか出て来たらいいなぁとか、次巻への期待を大きく膨らませてくれる話でした。
出会った当初なら、受験生の為の必勝弁当なんて「くだらん・・・」とか言って、もっともらしい理屈をこねて強請らない限り、絶対に作ってくれなかっただろうに・・・。
本当に変わったなぁ、司野。
このまま成長して、いつか『愛』を理解する瞬間を読むのが楽しみです。

2010-01-05読了

 
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「にゃんこ亭のレシピ 4」 椹野道流 [  ★椹野道流]

にゃんこ亭のレシピ-4 「にゃんこ亭のレシピ 4」
 椹野道流 (山田ユギ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 580円+税
 2009年12月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

銀杏村に冬がやってきた。ゴータが経営する料理店「にゃんこ亭」は、相変わらず試行錯誤を繰り返しながらも、地域に密着したお店を経営中。頼れる相棒は、パティシエのサトルと、愛くるしいおかっぱ頭に三角の耳とふさふさの尻尾を持った少女――神さまの子、コギ。バレンタインデー、ひな祭り、そしてコギのお誕生日と、穏やかな日々が続くが・・・・・・ハプニング発生!? 人気の簡単レシピと一緒に、小さな幸せをお届け!


久し振りのシリーズ新刊です。
相変わらずコギちゃんは可愛いし、ゴータは頼りになるけど寂しがりやだし、サトルはゴータをしっかり支えてるし、出て来る料理もデザートも美味しそうだし、ますます家族度が増してて、幸せ一杯の温かい1冊でした。
粉砕ショーが、読みたかった!
あそこで終わっちゃってたのが、ちょっと残念でした。
シリーズは、まだまだ続くようで、嬉しいです。

09-12-30読了

 
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「嶋子奇談」 椹野道流 [  ★椹野道流]

嶋子奇談 「嶋子奇談」
 椹野道流 (あかま日砂紀/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 630円+税
 2001年11月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

監察医・龍村泰彦の誘いで、丹後半島の海辺に住む彼の祖母の家を共に訪れた天本と敏生は、そこで奇妙な事実を知る。龍村が六歳の少年だった頃、神隠しに遭った経験があるというのだ。だが、現在の龍村は、当時の記憶をほとんどなくしていた。やがて、奇怪な出来事が彼らを襲い、龍村の記憶が蘇りはじめる。記憶が完全に再生されたとき、果たして何が起こるのか。天本と敏生は、龍村を守ることができるのか!?


かなりパワフルなお祖母ちゃんの登場に、あの孫にして、この祖母か、と納得。
敏生たちは、またしても美味しい物を沢山食べていて、読んでいてお腹が空きました。
龍村さんの行動には、納得できない(納得したくない)のですが、でも、全てを上手く収めるには、この流れが最良だとは思います。(物語としては・・・であって、龍村さんの事は、ぶん殴って、正座させてお説教の後、罰として当分の間は、下僕状態にしてやりたいですよ。まったく。・怒)
なんにせよ、真夏の海辺で、しかもクーラー無しの環境で、お疲れ様でした、天本さん。(笑)
 
09-10-30読了

 
タグ:奇談
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「雨衣奇談」 椹野道流 [  ★椹野道流]

雨衣奇談 「雨衣奇談」
 椹野道流 (あかま日砂紀/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 630円+税
 2001年7月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

「母さ・・・・・・やめ・・・・・・」 振りほどこうともがく、まだ少年だった天本を、母は信じられないような力で押さえつけていた。 「・・・・・・消えて」 細い指が、ぎりぎりと天本の首に食いこむ。 「消えてしまいなさい。お前など・・・・・・!」 過去の悪夢を見はじめた天本のもとに、ベトナムから届けられた父の手紙。いま、失われた記憶の扉が、ゆっくりと開きはじめる――。


やっと二人が落ちついてラブラブになったかと思ったら、天本パパの影(と、天本さんの過去)が忍び寄って来る所為で、いまいち安心出来ませんでした。
いつ、天本パパが現れてしまうかと、ハラハラしながら読んでいたのに、敏生ときたら、ベトナム美味い物食べ歩きツアーを満喫していて、ちょっと小憎らしかったです。(苦笑)
結末は、やっぱりちょっと奥さんが、置いて行かれちゃった感じがして、可哀想な気が・・・。
時が来たら彼女を迎えに来るのでしょうか。
 
09-10-29読了

 
タグ:奇談
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「にゃんこ亭のレシピ 3」 椹野道流 [  ★椹野道流]

にゃんこ亭のレシピ-3 「にゃんこ亭のレシピ 3」
 椹野道流 (山田ユギ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 600円+税
 2006年6月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

銀杏村にもいつしか秋風が立ちはじめて――ゴータの小さな料理店「にゃんこ亭」も、豊かな実りを満喫中。太陽の光が固まってできたみたいな金色のスープ、果物いっぱいの焼き菓子に、珍しいきのこ料理・・・・・・。けれど、秋には、嵐もつきもの。村を襲う台風に奔走したかと思えば、今度は、「にゃんこ亭」に危機が・・・・・・。銀杏村で暮らすゴータの、どこか懐かしい不思議の毎日。好評、第三弾。


ゴータとサトルとコギの毎日は、一日一日をとても大切に丁寧に過ごしているのが強く感じられて、ちょっとした事もキラキラしたものに感じます。
まだ生まれて数ヶ月だと言うのに、コギちゃんが、大好きな人の為にすっごく我慢する姿にウルウルしたり、ゴータの不器用な生真面目さに、苦笑しながらも心が温かくなるのを感じたり、今回もとても面白かったです。
毎回登場するゴータの料理とサトルのデザートも、美味しそうで美味しそうで堪らない・・・。
こんなレストランが、近所にあったらイイのに。
もちろん、コギちゃん付きで。
3巻が出てから何年も経ちますが、4巻も出てくれる事を期待してます。
 
09-04-15読了

 
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「にゃんこ亭のレシピ 1・2巻」 椹野道流 [  ★椹野道流]

にゃんこ亭のレシピ 「にゃんこ亭のレシピ」
 椹野道流 (山田ユギ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 630円+税
 2004年9月
【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

銀杏村は奇妙な村だ、と言う人がいる。妖しが、いたるところにあたりまえに生きている村。風に、雲に、木々に、光に――人間の隣に、ごく自然に存在している村。東京に住むゴータの元に、ある日、届けられた一通の手紙。それは祖母が亡くなったことを報せるもの。そして同封されていたのは、銀杏村に遺された彼女の家の鍵だった。祖母の家で暮らしはじめたゴータの、穏やかでどこか懐かしい、春夏秋冬、不思議の日々。

にゃんこ亭のレシピ-2 「にゃんこ亭のレシピ 2」
 椹野道流 (山田ユギ/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 600円+税
 2005年5月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

銀杏村で暮らしはじめたゴータの日々がゆるやかに流れていく。銀杏村――不思議の村。妖しが人と共に生きている村。風に、雲に、雨に、闇に。銀の雨の降る水無月。苗代に早苗の翠映り、川原に蒼く蛍舞う。日々を重ねて文月、葉月。やがて亡くなった祖母の新盆がやってくる・・・・・・。銀杏村で生きるゴータの、穏やかで、どこか懐かしい、不思議の日々、はじめての夏。


コギ、可愛いよ! めちゃ可愛いよーっっ!!
耳と尻尾をモフモフしたいー!
そして、ゴータの料理と、サトルのデザートが食べたい!
のどかな風景と、ゆったりと流れる時間。
雨の日にカエルと遊んだり、イモリの紅いお腹を撫でたり、蛍を見たり。
何だか、景色も生活も、村で生きる全ての命も、みんなキラキラしているように感じました。
不覚にも、何度もウルウルしてしまった・・・。
そして、読んだ後、出て来た料理が作りたくなりました。
続けて3巻も読みたかったのですが、どうしても見つかりません。
書店も古書店も(リアルもネットも)、何故か3巻だけは、どこも在庫切れ。
講談社のネット通販でも、在庫切れ。
くぅ~~!
古書店に入荷するのを気長に待つしかないのか・・・。(すでに、長い間、探してるんだけどね・・・)
 
「にゃんこ亭のレシピ」09-03-28読了
「にゃんこ亭のレシピ 2」09-03-28読了

 
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「童子切奇談」 椹野道流 [  ★椹野道流]

童子切奇談 「童子切奇談」
 椹野道流 (あかま日砂紀/絵)
 講談社 X文庫ホワイトハート 650円+税
 2001年3月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【Amazon】
 
「え・・・・・・えええええええええっ!」  「ば、馬鹿な――」  弥生三月の雛祭り――男所帯ながら、ちらし寿司などを愉しく食していた天本と敏生は、その夜、テレビのニュースに目をむいた。京都で、平安装束の謎の男が、刀で通行人を傷つけ、行方を晦ましたというのである。が、その男の顔はまぎれもなく、 「たっ、龍村さん・・・・・・!」  ――それが思いがけぬ事件の発端であった。
 
 
読みかけの単行本に戻ろうと思いつつ、何となくあらすじを読んでみたら、" 平安装束の龍村さん " !?
まさか・・・!?の展開に、読まずにはいられませんでした。
気に入ってたキャラなので、元気な姿を再び読めて、嬉しかったです。
天本さんの「乙女の像と――」の感想には、笑いました。
以後、乙女の像を見たら、このシーンを思い出して笑ってしまいそうです。
お揃いの色違いのジャージ姿とか、ぜひイラストで、いや、現実に目の前で見てみたかった。
敏生と小一郎の泥棒コンビ(笑)も可愛かったです。
そう言えば、結局アレは、何であんな食べ方をしていたのでしょう?
特に重要な意味は、無かったのかな・・・?
「奇談」シリーズを読む時の秘かな楽しみが、「登場人物紹介」です。
毎回、ほんの1~2行、その回のストーリーに関係した事が付け加えられていて、面白いです。
今回も、天本の紹介に、「ニュースさえ見ていなければ・・・・」などと書いてあって、愉しい一時を邪魔された彼の心情かなと思い、笑ってしまいました。
 
08-09-18読了

タグ:奇談
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