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「身代わり伯爵の決闘」 清家未森 [  ☆清家未森]

身代わり伯爵の決闘 「身代わり伯爵の決闘」
 清家未森 (ねぎしきょうこ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 476円+税
 2008年4月発行
 【bk1】 【livedoor】 【楽天ブックス】
 
はた迷惑な兄の身代わりに、乙女劇団を立ち上げることになったミレーユ。「惚れ薬」を手にしたヴィルフリートは、恋煩いの末に大暴走! しかもいつもは冷静なリヒャルトも、今日は何だか積極的で・・・・・・!? 最高の恋愛成就を願ってミレーユが仕掛ける、一世一代の熱演(もちろん男装)の行方とは・・・・・・!? かくして『身代わり伯爵』の駆け落ちを賭けた熱演がはじまる!? 恋の花が咲き乱れる、ハイテンション王道ファンタジー第4弾!
 
 
リヒャルトが、冒頭から積極的にっ!
今までは、天然タラシを発動する程度だった彼が、意識的にミレーユに迫ってるだけでも驚いたのに、その口説き方の甘さに、さらにビックリです。
ミレーユも無自覚に甘えたりするようになって来てるのに、何故、二人の関係が進展しないのだろう・・・・・・?
そんな感じにモタモタしている内に、ヴィルフリートが・・・・・・とか、ヒース(ランスロット)とその背後に居る人が・・・・・・とか、大変な事になって来ました。
陰謀とか策謀とかが表立って来そうですが、明るいコメディーなノリは、そのままでいて欲しいです。
白百合騎士団の筋肉集団たちのお祭りのような騒ぎや、ヌイグルミをボスボス殴りながらミレーユを脅す公爵令嬢・シャルロットなどなど、今回も面白キャラと見所がタップリな1冊でした。
ねぎしさんのイラストも可愛いし、面白いしで、笑いました。
特に「ウサギの着ぐるみ」絵が!
予想外にリアルなウサギで、ミレーユが齧られてるようにしか見えないです。
が、"ヴィルフリート鼻血級" に可愛いです。
ビーンズエースの6月発売の号から、マンガ版の連載が開始されるそうで、そちらも楽しみです。
(マンガ版の作画は、ねぎしさんではなくて、柴田五十鈴さんが担当されるそうです)
08-04-05読了

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