SSブログ

「少年舞妓・千代菊がゆく! 恋する三味線」 奈波はるか [  ★奈波はるか]

少年舞妓・千代菊がゆく!-恋する三味線 「少年舞妓・千代菊がゆく! 恋する三味線」
 奈波はるか (ほり恵利織/絵)
 集英社 コバルト文庫 438円+税
 2008年4月発行
 【bk1】 【livedoor】 【楽天ブックス】
 
中学生だからという理由で週末しかお座敷にでない舞妓、千代菊。正体が男だというのは隠しているため、舞妓として大事な三味線も、稽古は週末だけだ。あるとき、いつも教えてくれる家元の代わりに息子の宗佑(そうすけ)が現れた。ぐーたら若先生と呼ばれているとおり、全然やる気がないようだ。昔は三味線の天才少年と言われていたのに、一体なぜ? 頭にきた千代菊は、ついケンカごしになってしまい!?
 
 
千代菊シリーズ、第27巻。
長く続いているシリーズなので、物語内でもかなり時間が経っているような気になりますが、千代菊が舞妓になって、まだ約9ヶ月。
物語内時間の年表を見てみたいくらい、千代菊大忙しの9ヶ月です。
今回も表紙に楡崎が居るので、またしても彼が活躍するのか?と思ったら、今回は控えめ。
でも、しっかりヤキモチは妬いていました。
さすが楡崎。 (笑)
今回の騒動、時間をかけて解決する方法もあったけど、千代菊は待てなかったようです。
この我慢できない感じが、子供らしくて微笑ましいです。
千代菊の装いの説明(着物の柄や、簪の形)に、さり気なく「葡萄の房の簪」が出てくるのを読むたびに、ドキッとします。
紫堂くんは、楡崎・父の指導に通って来ているのでしょうか。
早くまた登場して欲しいです。
 
08-04-04読了

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。