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「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」シリーズ 1・2・3・4巻  青木祐子 [☆小説 (あ行)他]

1-恋のドレスとつぼみの淑女 「恋のドレスとつぼみの淑女 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」 1巻
 青木祐子 (あき/絵)
 集英社 コバルト文庫 495円+税
 2006年1月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
 
19世紀のイギリス。ロンドン郊外の町リーフスタウンヒルにある仕立屋『薔薇色(ローズ・カラーズ)』。店主クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれると大評判。噂を聞いた公爵の令息・シャーロックは立つことのできない妹フローレンスのドレスを頼む。採寸のため屋敷を訪れるクリス。恋のドレスはフローレンスの心を映し出す。そこには思いがけない秘密が隠されていて・・・。英国調ロマン。
 
2-恋のドレスは開幕のベルを鳴らして 「恋のドレスは開幕のベルを鳴らして ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」 2巻
 青木祐子 (あき/絵)
 集英社 コバルト文庫 495円+税
 2006年4月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
 
仕立屋『薔薇色』の店主クリスは内気な少女。着る人の心をドレスに映し出すことができるが、自分の恋には臆病で・・・。再起を賭ける女優マーガレット・ベルの舞台衣装を仕立てることになったクリスだが、心の闇を引き出す「闇のドレス」の存在に怯える。クリスに思いを寄せる公爵の令息・シャーロックは彼女をそっと見守るが、華やかな舞台の裏では事件の兆しが! 大好評ヴィクトリアン朝ロマン。
 
3-恋のドレスと薔薇のデビュタント 「恋のドレスと薔薇のデビュタント ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」 3巻
 青木祐子 (あき/絵)
 集英社 コバルト文庫 495円+税
 2006年7月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

仕立屋『薔薇色』は、ロンドン郊外の町、リーフスタウンヒルにある小さな店。店主のクリスのつくるドレスは恋をかなえると大評判。男爵令嬢ファニールもまた、恋のドレスを注文しにやってきた。親に決められた結婚を目前にして、名も知らぬ初恋の人に思いをうちあけたいという。どうやら、その男性はクリスが思いを寄せる公爵の令息・シャーロックのようだが・・・? ヴィクトリア朝ロマン。
 
4-カントリー・ハウスは恋のドレスで 「カントリーハウスは恋のドレスで ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」 4巻
 青木祐子 (あき/絵)
 集英社 コバルト文庫 476円+税
 2006年10月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

仕立屋『薔薇色』は恋をかなえるドレスをつくると大評判。仕立て人のクリスと売り子のパメラは、とある公爵のカントリー・ハウスに住み込みでドレスを仕立てることに。公爵の愛娘アップルは気球で飛ぶことを夢見る少女。着飾ることを嫌い、採寸を拒むが、その理由は亡くなった彼女の母親と関係があるらしい。悩むクリスの前に、クリスが密かに思いを寄せる青年貴族・シャーロックが現れて・・・!?
 
 
むか~し昔にコバルト文庫にハマッてた頃のイメージ『乙女チック小説』(死語・笑)を思い出させるシリーズ。
人見知りで内気な仕立て屋の少女・クリスと、貴族の子息・シャーロックの恋愛は、かなりノロノロな進展具合ですが、まわりの人物達の恋は、とても華やかで、まさに『乙女チック』。
しかも、恋愛話だけではなく、クリスの作る「恋がかなうドレス」と対極をなす「闇のドレス」との対決的な話もあって、そちらもハラハラさせられて、面白いです。
クリスの恋愛に対する臆病さは、ジリジリする感じですが、それよりもシャーロックの「良くも悪くも貴族のボンボン」なところが、だんだんイライラしてきた!
クリスに優しくするけれど、それが「貴族」と「仕立て屋の娘」という身分差を感じさせる物なのがイライラするし、その事でクリスが傷つくのが可哀想だし、傷つけてる事にまったく気がつかないで、「何でクリスは、自分と距離を置くんだ?」と本気で疑問に思ってるシャーロックに、本当にもーっっ! この貴族のボンボンはーっっ、イライラするーっっ!(怒)
今のままでは、お互いに気持ちを伝えても、シャーロックは、クリスを愛人にする(身分差があるから)以外の選択肢を持ってないのが、どーするの!? どーなるの!? と、きがきじゃないです。
はやくシャーロックの意識に何らかの変化が訪れないかと、先が気になって気になって、1冊ずつじゃなくて数冊一気に読んだのは、私的には正解でした。
 
「恋のドレスとつぼみの淑女」 08-11-20読了
「恋のドレスは開幕のベルを鳴らして」 08-11-21読了
「恋のドレスと薔薇のデビュタント」 08-11-21読了
「カントリーハウスは恋のドレスで」 08-11-22読了

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「召喚王子ユリウス 任務デビューは華やかに」 葵ゆう [☆小説 (あ行)他]

 「召喚王子ユリウス 任務デビューは華やかに」
 葵ゆう(高星麻子/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 457円+税
 2008年2月発行
 【bk1】【livedoor】
 
天然系美少年のユリウスは、世界最大の蟲術師(こじゅつし)養成学校を首席で卒業したばかり! 蟲術師とは、異界から「蟲獣(こじゅう)」を召喚する召喚師のことで、皆の憧れ。早速「サラディウス王国の天候不順を解決せよ」との命を受け、任地に乗り込んだユリウス。神獣・白鴉(ハクア)を肩に乗せ、おてんば女王姫ヴィラージュ、美形のライバル、アルらと奔走するけど!? ≪第5回ビーンズ小説大賞奨励賞受賞≫ 王子様系青春ヒロイックファンタジー、登場!!
 
 
新人さんの初文庫です。
正直に言ってしまうと、「フレッシュ・ビーンズ・フェスタ」の全サ小冊子に応募する為に買いました。
裏表紙のあらすじにも興味が引かれず、ほとんど期待して無かったのですが、実際に読んでみると、ストーリーも文章もシッカリしていて安心感があり、事件では良い意味で惑わされ、最後まで面白く読む事が出来ました。
挿絵も、とても可愛かったです。
あえて不満を上げるなら、キャラクター達にそれぞれ個性が有るのに、みんな大人しくて、印象が薄くなっていた事でしょうか。
特にアルは、巻頭のキャラ紹介で「ユリウス(主人公)にライバル心を燃やす」と書いてあったのですが、作中では「ちょっと気に入らない奴」程度の感じで、ライバル心を燃やしていると感じられる程の言動が、殆んど無かったのが、残念。
もっと反発したり、喧嘩したりといった、感情の起伏があると、面白かったのですが。
あと、タイトルの「召喚王子」が、予想外に軽い意味しかなくて、肩透かしをくらってしまいました。
(「ハン〇チ王子」とか、「ハ〇カミ王子」とか、その程度の感じ?)
ちょっと印象的なフレーズだったので、そこに込められているだろう意味をアレコレ想像してただけに、残念。
しかし、そういった不満点も、巻が進むごとに解消されて行きそうな、これから先、どんどん面白くなって行きそうな予感も感じさせてくれました。
タイトルに副題が付いていた事や、終わり方から、シリーズ物になりそうなので、これからに期待しています。
08-02-25読了

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「ご用命は! 四方探偵事務所」 綾部いちい [☆小説 (あ行)他]

 「ご用命は! 四方探偵事務所」
 綾部いちい(ひだかなみ/絵)
 エンターブレイン ビーズログ文庫 540円+税
 2006年11月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 
 
僕、豆田文治郎(まめた ぶんじろう)のアルバイト先・四方探偵事務所は、美少女小学生から妖艶マダムまで女性のお客様がたで連日大盛況。なにしろ、東間(とうま)・西入(にしいり)・南口(みなみぐち)・北内(きたうち)と、所属してる探偵さん全員が、イケメンタレント真っ青の美形ぞろいなのだ。顔面いたって平均点の僕としては、四人に圧倒されながらも前向きに、フロント業務や調査の手伝いに励む日々なんだけど・・・・・・。 東西南北+豆。一筋縄じゃいかない面々が繰り広げる、探偵コメディー始動!
 
 
タイトルに「探偵」の文字が入っていますが、ミステリーではありません。
(著者自身も、あとがきで「ミステリーではない」と書いています)
「怪人王」と名乗る人物が率いる怪人集団「K×3(ケー・スリー)」と、怪人王に勝手にライバル指名されてしまった四方探偵事務所の対決モノです。
登場する怪人さん達は、まさしく"怪しい人"。
特撮番組に出て来る「下っ端怪人」のようなギャグぽい感じで、やってる事はとても危険なのに、思わず笑ってしまいます。
でも、彼ら(怪人たち)の行動の動機は、とても真剣で、時に社会的な問題に根ざした物だったりして、思わず考えさせられてしまいました。
とはいえ、基本はコメディーなので、かる~く、楽しく読むのが正解。
これからどんな怪人たちが登場するのか、楽しみにしています。

06-12-01読了

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「刻の王国」 あすか [☆小説 (あ行)他]

 「刻(とき)の王国(キングダム)」
 あすか(凪かすみ/絵)
 エンターブレイン ビーズログ文庫 500円+税
 2006年11月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 
 
いたって普通の高校生の渡流(わたる)が16歳の誕生日に手に入れた金色の懐中時計。それはなんと時間を巻き戻すことができるものだった! そして友人たちを守るためにその力を使った渡流の前に、やたら美形だけど仏頂面の男と、やたらに俺サマな態度の男が現れた。「やっとご主人様に会えて喜んじゃってるよ」「その魂、返していただきます」格好も怪しげな2人にいきなり命を狙うと宣言され・・・・・・。さらにやたらと食いしん坊なネコ(でも美少年?)まで登場。渡流のちょっと普通でない日常が今始まる――!!
 
 
友人達を助ける為、時間を止めたり、巻き戻したりして、起こる筈の事故(事件)の結果を変える。
しかし、未来を変えてしまう事で時間の流れが歪み――。
SFでさんざん使われているネタなので、正直言って新鮮味は無いです。
しかし、主人公の周りのキャラ達は魅力的なので、彼らを気に入れば、面白いのではと思います。

06-11-26読了

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「ルナティック・カーニバル 月を彷徨うモノ」 秋葉千景 [☆小説 (あ行)他]

 「ルナティック・カーニバル 月を彷徨うモノ」
 秋葉千景(伊藤真美/絵)
 角川書店 角川スニーカー文庫 495円+税
 2001年4月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 

「夜狩りさん、これは拒否権のない依頼です」 狂気と殺意と慟哭に満ちたこの世界には京四郎のような存在『夜狩り』と呼ばれる者がいる。鬼を狩ることを生業とする京四郎と桜は評議会から一風変わった依頼を受けた。マシンを一台、護送して欲しいというのだ。依頼をうけハイウェイを疾走する二人。彼らのマシンのヘッドライトの光芒に黄金仮面が、凶悪な暴走集団が浮かびあがった! 異形のもの達が夜行する終末を駆ける超絶の格闘ノベル。 
 
 
ルナティック・カーニバル・シリーズ、第2巻。
前作は街の中での話しだったのに対し、今回は旅の話。
クルーザー・マシンの人工知能「スレイプニール」と京四郎の掛け合いや、息が合っているんだか無いんだか微妙な、戦闘でのコンビネーションが楽しいです。
相変わらず、桜はクールで格好良く、京四郎の方は桜に「馬鹿だ」と言われながら無茶をやっています。
このシリーズは、マンガ化しても面白いと思うのですが、何処かでやってくれないかなぁ。

06-11-10読了

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「ルナティック・カーニバル 月が墜ちる夜」 秋葉千景 [☆小説 (あ行)他]

 「ルナティック・カーニバル 月が墜ちる夜」
 秋葉千景(伊藤真美/絵)
 角川書店 スニーカー文庫 619円+税
 2000年11月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 

月が落ち、その光が地球上を覆い尽くしたとき、人々は万色の輝きの中で新たな『力』を得た。しかし、それは決して祝福ではなかった。力を得る代わりに月の光に侵されたのは身体・・・心まで侵された者は、鬼となり二度と『人』には戻れない。鬼を狩る『夜狩り(よがり)』として生きる京四郎。彼は愛用の五〇口径を手に、背を信頼する相棒、桜に預け終末の街を駆け抜ける! 超絶の世紀末格闘ノベル誕生!! 
 
 
デビュー作だそうですが、読み応えがあり、登場人物も世界も魅力的で、とても面白かった。
京四郎の、少し気だるげで、突き放すようでいて実は気を使ってたり、ちょっとダメ男っぽいところが可愛いです。
桜も、とても凛々しくて、格好いいv
完結しているのかと思ったら、続編が出ていました。
この二人がどうなるのか、この世界の先には何があるのか、とても興味があるので、早く購入して来て、読みたいです。

06-06-20読了

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「されど罪人は竜と踊る」 浅井ラボ [☆小説 (あ行)他]

 「されど罪人は竜と踊る」
 浅井ラボ(宮城 / 絵)
 角川書店 角川スニーカー文庫 619円+税
 2003年2月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 
 
森羅万象を統べる究極の力、咒力。それを自在に操る咒式士二人組。ひねくれ者のガユスと非常識極まりない美貌の狂戦士ギギナは、事務所の財政難を解消すべく、いつものように役所の下請け仕事を引き受けたのだが…… 待っていたのは900歳になろうかという巨大竜。しかもそいつを倒したのがまずかったらしい。皇国を揺るがす大陰謀劇に強制出演となってしまった! 第7回スニーカー大賞受賞作にして、傍若無人のテクノマジック・ノベル誕生!! 
 
 
美貌の狂戦士ギギナと、面白いほどにひねくれてるガユスの二人の咒式士の話。
ガユスの視点で話が書かれているので、心の呟きが丸聞こえ(笑)
いっそ感心してしまう程の「感受性豊かな罵詈雑言」が、慣れると楽しくなってくる。
漢字満載、理屈捏ねまくり、独特理論を展開しまくりで、慣れないと辛いかもしれない。
気にせず読み流してスピード感を楽しむのも有りじゃないかな。
名前を付けずにはいられない程に椅子を愛している(しかも女性名)ギギナの、その愛の深さ(笑)にも注目。

06-04-12読了

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「アダルシャンの花嫁」雨川 恵 [☆小説 (あ行)他]

 「アダルシャンの花嫁」
 雨川 恵(桃季さえ/絵)
 角川ビーンズ文庫 457円+税
 2004年発行
  【bk1】【livedoor Books】
 
最強の誉れ高いカストリア帝国軍を、新興のアダルシャン王国が破った。予想を超えた幕切れに周辺諸国が騒然となる中、アダルシャン王弟にして常勝の英雄アレクシードのもとへ、和睦条件の政略結婚話が舞い込んできた。なんと花嫁のユスティニアは、先日までの対戦国だった大カストリア帝国の第6皇女。ところがこの姫君、まだたったの10歳で…… !? 読者支持率No.1! 第2回角川ビーンズ小説賞<読者賞>受賞作 !! 

06-01-02読了


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