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「ヴェルアンの書 ~シュ・ヴェルの呪い~」 榎木洋子 [☆小説 (あ行)他]

ヴェルアンの書-1-シュ・ヴェルの呪い.jpg 「ヴェルアンの書 ~シュ・ヴェルの呪い~」
 榎木洋子 (あき/絵)
 小学館 ルルル文庫 476円+税
 2007年7月
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“記憶の腕輪”を父から譲り受けたサツキの前に、父の死の直前、金髪で青い目の不思議な青年セルキスが現れた。“記憶の腕輪”の縁をめぐって、二人はキルガ公国の都を目指し旅立つことに。サツキは侍だった父の遺志を継ぎ侍の試験を受けるため、セルキスは彼の一族に女神シュ・ヴェルがかけた呪いを解くため、とそれぞれの思いを心に秘めて。だがその旅こそが“前世の旅の続き”の始まりだった・・・!


初読み作家さん。
和と洋の混ざった世界設定が、面白いです。
侍道以外の事には不器用で世間知らずな少女と、女神に呪いをかけられ、常に4代前までの前世の記憶を持つ一族の青年の出会いの巻。
女神の呪いに、微妙に思いやり(配慮)があったりするので、ただの「呪い」では無くて、何か別の意図があるのでは・・・と予想したりしてます。
その他、良き仲間になりそうな人物たちや、気のいい父の友人(侍)、謎の人物などなど、これからの波乱と活躍を想像させるものが出てきていて、先が楽しみです。
 
2011-06-21読了

 
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