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「蛟堂報復録」 鈴木麻純 [☆小説 (さ行)他]

蛟堂報復録-1 「蛟堂報復録」
 鈴木麻純
 アルファポリス 1,100円+税
 2009年4月
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結婚詐欺師は、異様な空間で大蛇と化した女に追われる。女の執念は深く悲しい―「清姫」。傍若無人な高校生は人形との邂逅で何を思う―「ピノッキオ」。男を翻弄し続ける女が辿り着いた、結末―「赫夜姫」。報復屋を営む陰陽道の天才、三輪辰史が遭遇する三つの怪異譚。アルファポリスミステリー小説大賞大賞受賞作。


人物の存在感は「薬屋探偵」、話は「地獄少女」といった感じでしょうか。
ネットで小説を書いていた方らしいですが、ネット小説特有のクセは無く、読みやすかったです。
ただ、その「読みやすさ」が話全体の「軽さ」にも繋がり、『報復』の言葉のイメージの重さよりも軽くなっているように感じました。
思いのほか、恋愛色が強かったのも意外でした。
サクサクと読めるので、ちょっとした気分転換には丁度良い1冊かな。
 
2010-03-23読了

 
タグ:蛟堂報復録
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