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「彩雲国物語 暗き黄昏の宮」 雪乃紗衣 [  ☆雪乃紗衣]

暗き黄昏の宮 「彩雲国物語 暗き黄昏の宮」
 雪乃紗衣 (由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 476円+税
 2009年12月
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監察御史・紅秀麗が、任務半ばで姿を消した! その報は瞬く間に朝廷を駆け巡り、国王の紫劉輝は心を痛める。秀麗の安否は気になるが、一官吏の彼女を特別扱いできない。そんな王の心を汲み、側近の藍楸瑛は、密かに秀麗を捜すことを決意する。一方、秀麗と同行していた榛蘇芳が帰還。彼が語った驚きの事実に劉輝は絶句する。秀麗の身に危険が、劉輝の治世には暗雲が立ち込める!? 人気シリーズ第15弾、怒涛の最終章開始!!


とうとう最終章に突入です。
あらゆる方向からダメ出しをされる劉輝たち『五割引きナス組』。(笑)
自分の内にこもっていた “引きこもり時代” と、ほとんど仲良し(静蘭たち)とだけしか付き合っていなかった現在とで積み上げてしまった『ツケ』は、あまりにも大きく、取り返しがつかない事ばかりな上に、事態は切迫していて後悔する余裕も無い劉輝が、可哀想だけれど、自業自得でもあるし・・・・・・、ここから一気に名君になるのは無理でも、「まぁ、いいんじゃないの?」と言ってもらえるくらいには、何とか頑張って欲しいです。
作中いろいろある秀麗ですが、結局は、やっぱり『官吏』なのだな と、安心しました。
あらゆる事にガツンと決着付けて、貴陽に凱旋してしまえ。
 
2010-01-24読了

 
タグ:彩雲国物語
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