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「彩雲国物語 黄粱の夢」 雪乃紗衣 [  ☆雪乃紗衣]

黄粱の夢 「彩雲国物語 黄粱の夢」
 雪乃紗衣 (由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 552円+税
 2009年5月
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劉輝の父、覇王・戩華(せんか)の時代。愛蔵渦巻く朝廷で、必死に生き抜く第二公子・清苑を搦め捕った陰謀とは!? (「鈴蘭の咲く頃に」) 秀麗を支える天下無敵の二人組み、燕青と静蘭。交わるはずのなかった彼らの運命が交錯した夏を描く鮮烈な中編 (「空の青、風の呼ぶ声」) ほか、秀麗の父・邵可と母・薔君の宿命の出会いと命がけの求婚を描く、著者渾身の書き下ろしを収録!! すべての物語が現在につながる、究極&珠玉の外伝集!!


番外編短編集。
静蘭、燕青、邵可さん夫婦の過去話。
どれも重くて辛い話なのに、雪乃さん独特のコミカルさがあるお蔭で、重くなり過ぎる事はありませんでした。
子供燕青が、あんなにアホの子だとは、予想外でした・・・。
でも、あれだからこそ、静蘭を変える事が出来たのでしょう。
燕青も、かなり悲惨な過去ですが、ちゃんと救いがあって、安心しました。
そして、邵可さん!
格好良すぎるっっ!!
薔薇姫が、惚れるのも納得です。
娘(秀麗)に語って聞かせてあげられないのが、残念。
これに比べると、劉輝は・・・・・・とか思ったり。
彼にも、格好良い見せ場があると良いのですけど。(でも、基本が “ヘタレ” だからなぁ・・・)
 
2010-01-23読了

 
タグ:彩雲国物語
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