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「星界の紋章」全3巻  森岡浩之 [  ☆森岡浩之]

星界の紋章-1-帝国の王女 「星界の紋章 1 帝国の王女」
 森岡浩之
 早川書房 ハヤカワ文庫JA 500円+税
 1996年4月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

惑星マーティンの平和は突如襲来した宇宙艦隊によって破られた。侵略者の名はアーヴ、遺伝子改造によって宇宙空間に適応した人類の子孫だという。彼らの強大な軍事力の前に全面降伏の道を選んだ惑星政府主席の決断は、その幼い息子ジントの将来を大きく変えた――運命のいたずらでアーヴの星間帝国の貴族となった少年の冒険行を、SFマインドあふれる設定と、息もつがせぬストーリーで描いた気鋭のスペースオペラ超大作。

星界の紋章-2-ささやかな戦い 「星界の紋章 2 ささやかな戦い」
 森岡浩之
 早川書房 ハヤカワ文庫JA 580円+税
 1996年5月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

故郷の惑星が帝国の領地となったために、意に反して、強大なアーヴ星間帝国の貴族となったジントは、宇宙港で帝都へ向かう戦艦を待っていたのだが・・・・・・そこに現れたのはひとりの少女。彼女の名はラフィールという。同じ戦艦に乗りこむ見習い士官だったが、彼女にはもう一つの身分があった。皇帝の孫娘にして帝国を継ぐ王女だったのだ。――王女とジントの冒険行を、SFマインドたっぷりに描く話題のスペースオペラ第2弾。

星界の紋章-3-異郷への帰還 「星界の紋章 3 異郷への帰還」
 森岡浩之
 早川書房 ハヤカワ文庫JA 580円+税
 1996年6月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

<人類統合体>の攻撃をようやく逃れたラフィールとジントだったが、不時着した惑星クラスビュールは、すでに敵艦隊に占領されていた。帝国に戻る手段を失った二人は、味方の艦隊が戻るまで、この地に潜伏しなければならなくなった。だが、宇宙空間では無敵だったアーヴの王女も、地上では、世間知らずの少女にすぎない。立場が逆転したジントは、王女を守って行動を開始した。――新時代のスペースオペラ、堂々の完結篇。


「星界の紋章」シリーズ全3巻。
とは言え、「星界」シリーズは続いています。
アニメ版を少し見た事があるので、ラフィールのセリフは、あの声と口調を思い浮かべながら読んでました。
久し振りのSFで(SFっぽい物は読んでたけど)、入り込めるかどうか心配でしたが、文章も話も読みやすく、キャラも個性的で魅力的で、あっと言う間に引き込まれました。
ジントの境遇や、戦時下を逃げ回る状況は、かなりシリアスなのに、登場キャラたちの会話が、常にユーモアがあって、そのバランスが、とても良く、面白かったです。
続きを読むのは勿論の事、アニメ版も改めて見てみようかと思っています。
 
「星界の紋章 1 帝国の王女」 09-12-28読了
「星界の紋章 2 ささやかな戦い」 09-12-29読了
「星界の紋章 3 異郷への帰還」 09-12-29読了

 
タグ:星界
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