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「真夏の夜の御伽噺」 秀香穂里 [★BL 小説 (さ行)他]

真夏の夜の御伽噺 「真夏の夜の御伽噺」
 秀香穂里 (佐々木久美子/絵)
 徳間書店 キャラ文庫 533円+税
 2009年6月
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キャンドルを灯すと、秘めた願望が夢で見られる――。仕事に不満を抱えた旗野(はたの)が迷い込んだ、都会の片隅の喫茶店。店主の岡本は不思議な雑貨も扱っていて、「お前に面白い夢を見せてやるよ」とキャンドルを渡される。半信半疑の旗野だが、その夜、夢に恋人だという岡本が現れてキスしてきた!! 最初はキス、次は胸への愛撫・・・夜毎に激しくなるリアルな夢に、旗野は現実と夢を混同し始め!?


表題作を雑誌で読んだ時、佐々木さんが描く岡本の髪に惚れて、文庫になったら絶対に買おうと思ってました。
今回の表紙と書き下ろしの方の挿絵では、さらにゴージャズになってて、ビックリしましたが。
本当に普通の人間なんですか? 魔法使いとか、異世界(ファンタジー)の住人とかじゃ無いんですか?
あの夢は、岡本サイドでは、岡本(夢)は岡本(現実)の意識で動かしていたのか、第三者のように見ていただけなのか、気になります。
彼視点の話しも読んでみたかったです。
「 quest 」のような喫茶店(もちろん、岡本のような店長付きの)があったら、ぜひとも常連になりたいです。
「歳の差も いいアクセント」って思えるのって、いいなぁ。
後ろ向きで、自分に自信が無くて、いまいち覇気が感じられにくい旗野は、あまり好みではなかったけれど、こんな風に思えるところは、好きだなと思いました。
 
09-07-03読了

 
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