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「神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック」 大迫純一 [☆小説 (あ行)他]

1-インスペクター・ブラック 「神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック」
 大迫純一 (BUNBUN/絵)
 ソフトバンク クリエイティブ GA文庫 590円+税
 2006年6月
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事件は巨大な屋敷の一室で起きた。希代の神曲楽士、オゾネ・クデンダルが後頭部を撃たれ、死亡していたのだ。現場が密室だったことから導き出された第一の容疑者は、彼の契約精霊ニウレキナ。状況は決定的で、容疑は揺るがないかに見えた。だが彼女の瞳の奥に、失った契約楽士への愛と絶望を見つけた時、二人の刑事が立ち上がる。小さなマティアと大きなマナガ。ルシャ市警精霊課、黒の二人――インスペクター・ブラック――。罪の涙が流されるとき、ブルースの調べに乗って“黒の精霊”がその羽根を開く! 最高にカッコイイ“黒のポリフォニカ”、ついに登場!


「神曲奏界ポリフォニカ」の「ブラック」シリーズ第1巻。
精霊が関係する事件を扱う“精霊課”の刑事コンビ、大男のマナガと、ちっちゃいマティアの話です。
デッカイ男が、背を丸めて戸口をくぐってたり、片腕にちっちゃい子(マティア)を乗せるように抱えてたりするのが、ワタシ的「萌え」にヒットしていて堪りませんっ。
マナガは、人当たりが柔らかく、どこかとぼけた感じもあって、何となく「コロンボ」っぽい雰囲気の人物。
マティアとの会話は、「ちょっと情け無い、でも、優しくて頼りがいのあるお父さん」といった感じで、微笑ましいです。
事件も、ちゃんと謎解き物として楽しめました。
マナガとマティアの出会いとか、それぞれの過去とか、その他いろいろ気になる事が散りばめられてて、2巻以降にも興味を惹かれました。
 
09-04-20読了

 
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