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「これがマのつく第一歩!」~「箱はマのつく水の底!」 喬林知 [  ☆喬林知]

13-これがマのつく第一歩! 「これがマのつく第一歩!」
 喬林知 (松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 438円+税
 2004年10月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

毎度あなじみ高校生マ王のおれ・渋谷有利は、護衛役のヨザック、小シマロン王サラレギー、そして大シマロンの使者コンラッド、という微妙なメンバーで、神族たちが住むという聖砂国への船旅を続けていた。ところがそこにハプニングが・・・・・・! 一方、地球に取り残された親友の村田健(ムラケン)は、いつもと違う(=すぐに帰ってこない)おれを心配して、ついに大胆行動を起こしてしまう。――で、これからおれたち、どうなっちゃうの!?

14-やがてマのつく歌になる! 「やがてマのつく歌になる!」
 喬林知 (松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 438円+税
 2005年1月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

異世界に行ったきり消息が掴めなくなってしまったおれ、マ王渋谷有利。そんな不肖の弟の安否を気遣う渋谷家の兄貴・勝利は、出来のいい頭をフル回転させてナイアガラの滝逆流計画(自力でスタツア)を組み立てていた。さてその頃、当のおれはといえば聖砂国への船旅中で、クセモノ少年王サラレギーの目を盗み、難民(?)の皆さんを安全な場所へ誘導しよう画策していたのだが・・・・・・。謎が謎と謎を呼ぶ!? 絶好調ハイテンション・ファンタジー!!

15-宝はマのつく土の中! 「宝はマのつく土の中!」
 喬林知 (松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 438円+税
 2005年9月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

小シマロン王サラレギーの手ひどい裏切り(?)を受け、コンラッド、ヨザックと共に、聖砂国の宮殿から逃げ出すことになったおれ、マ王・渋谷有利。なんとか辿り着いた逃亡先で、おれは「ベネラ」と名乗る老婦人――ヘイゼル・グレイブスと出会い、矛盾と欺瞞に満ちた聖砂国の過酷な実態と、それに屈せず戦おうとする彼女たち反抗勢力(レジスタンス)の存在を知るが・・・・・・。奇跡のハイテンション・ファンタジー、待ってましたの本編第12弾!

16-箱はマのつく水の底! 「箱はマのつく水の底!」
 喬林知 (松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 438円+税
 2006年5月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

コンラッドとも、そしてヨザックとも離ればなれになったおれ、マ王・渋谷有利。小シマロン王サラレギーとふたりきりで聖砂国内を移動することになったんだけど、おれはどうしてもこの同行人に心を許すことができない。一方、村田(ムラケン)たち地球組みは、異世界で消息を絶ったおれを心配して行動を開始するが・・・・・・? 表題作のほか、有利と村田の地球生活をえがく短編『マ王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録した、まるマ シリーズ本編第13弾!


『これがマのつく第一歩!』
アニメで見慣れてた“弟のお友達 vs 友達のお兄さん”が、原作でもやっと読めました。
やっぱり魂年齢の差なのか、ムラケンの圧勝にしか見えません。
兄ちゃん、頑張れ。
鬼軍曹・ギーゼラが格好良かったり、ギュンターの秘術に意識が遠のいたりと、大笑いするシーンも多い中、今回も、ユーリが痛々しくて、「帰って来るまで出て来るなーっ! コンラッド!」と本気で思いましたよ。
そんな嫌な状態のまま「次巻に続く」。(ひどい・・・ 泣)
一服の清涼剤的な番外編は、またまた軍曹が格好良かったです。
そして、グレタが激烈可愛かったっ!

『やがてマのつく歌になる!』
前巻で某キャラたちが壊れまくったマイナスを補うかのように、良い話をしだすキャラがいたりして、今回は、コメディ少な目。
相変わらず敵に徹しないコンラッドの態度にイライラしたり、アニシナ・グウェンダル・グレタの様子にホノボノしたりしました。
まるマの番外編は、本編にさり気無く関係してたりするので、飛ばさすに、発行順に従って本編の合間に読む事をお薦めしますが、今巻からは『お嬢様とは仮の姿!』が強く関係してくるので、これは“必読”です。

『宝はマのつく土の中!』
勝利ーっ! 大人しくしていろ――っっ!!(怒)
(でも、実行しちゃうと思うから) 向こうに行ってから、ユーリにメチャメチャ怒られてしまえーっ!!
勝利おにいちゃんに、こんなに腹を立てる日が来るとは思いませんでした。
そして、グリ江ちゃんに、いろんなフラグが立っちゃってて、この先がドキドキです。
サラの事も含め、いろんな事でどんどん追いつめられていくユーリが、痛々し過ぎて、読み進めるのが、少し辛いです。

『箱はマのつく水の底!』
ムラケン、グッジョブ!
そして、サラは、とことん悪人でした。
コンラッドの優柔不断さや、ユーリの追いつめ方も含め、アニメはソフト表現だったのですねぇ。
こんなに鬱展開で、この先無事にコメディ路線に戻れるのか、心配です。
かなり衝撃の展開の所で「続く」となっていて、もしもリアルタイムで読んでいたら、次巻の発売を待ちきれなかったと思います。
積読しといて、まとめ読み出来て、良かった。
 
「これがマのつく第一歩!」 09-04-03読了
「やがてマのつく歌になる!」 09-04-04読了
「宝はマのつく土の中!」 09-04-04読了
「箱はマのつく水の底!」 09-04-05読了

 
タグ:まるマ
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