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「彩雲国物語 隣の百合は白」 雪乃紗衣 [  ☆雪乃紗衣]

 「彩雲国物語 隣の百合は白」
 雪乃紗衣(由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 514円+税
 2007年11月発行
 【bk1】【livedoor】
 
年末武術大会の賞品は、アノお方の恋愛指南!? 秀麗(しゅうれい)を振り向かせるため、国王・劉輝(りゅうき)が男を見せる!? (「恋愛指南争奪戦!」) それは、少年・邵可(しょうか)が修羅の道を行く理由となった、たった一つのお伽話。 (「お伽話のはじまりは」) 他、悪鬼巣窟の吏部尚書にして、天つ才を持つ男・紅黎深(こう れいしん)が、大ボリューム書き下ろしで登場!! 妻・百合姫との数奇なる物語、絳攸との運命の出会い、そして悪夢の青春時代が今ここに!! 超豪華外伝集!!
 
 
まずは、表紙の『きょとんとしている秀麗の横で、攻防を繰り広げている黎深オジサマと劉輝』に、大笑い。
タイトル文字で隠れてますが、劉輝の手が、あとチョットの所で秀麗に届いてない所が、また良い!
(中に挟み込まれている新刊情報のチラシで、見る事が出来ます)
書き下ろしの話は、今までチラッと存在だけ出て来ていた黎深の妻・百合姫と黎深の話。
どんな人かなーと思ってたら、さすが、黎深の妻!
邵可とはまた別の、黎深使いの腕前を堪能させてもらいました。
黄奇人も、昔は純情で素直な可愛い青年だったのね・・・。
絳攸も、本当に昔っから苦労して・・・ (涙)
上記のあらすじの「絳攸との運命の出会い」は、「絳攸の地獄の運命を決定する出会い」の間違いでは・・・。
「悪夢の青春時代」は、「黎深以外の人間にとっての」と頭に付けなきゃいけないと思う。
色々な事件を生んだ伝説の国試の様子も分かり、とても面白かったです。

07-11-03読了

タグ:彩雲国物語
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