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「きっとマがつく陽が昇る!」「いつかマのつく夕暮れに!」「天にマのつく雪が舞う!」「地にはマのつく星が降る!」 喬林知 [  ☆喬林知]

 「きっとマのつく陽が昇る!」
 喬林知(松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 419円+税
 2002年10月発行
 【bk1】【livedoor】
 
真夏の海でバイト中、またまた流されて眞魔国にたどりついた毎度おなじみ、おれ・渋谷有利の職業は魔王。 ところが出迎えてくれたコンラッドたちの様子が変だ。どうやら今、こっちの世界では大変なことが起こっていて、俺が喚ばれたのもその陰謀によるものらしい。――なんて言ってるうちに、おれは敵国のどまんなかに転送されてしまった! おいおい、笑えなくなってきたぞ!? 痛快ファンタジー、驚愕の新展開!
 
 「いつかマのつく夕暮れに!」
 喬林知(松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 419円+税
 2003年1月発行
 【bk1】【livedoor】
 
捕まっちゃって大ピーンチ!なおれ・渋谷有利(職業:魔王)は、なにかの手違いでこっちに流れついた親友の村田健(ムラケン)と一緒に、魔族と敵対する人間たちの国シマロンを横断することになってしまった! 頼みの綱の臣下たちといえば、王佐(ギュンター)がお菊人形と雪男に分離し、長男(グウェンダル)は赤のアニシナ(マッド・マジカリスト)に振り回され、三男(ヴォルフラム)は婚約者(おれ)を捜して三千里、それから次男(コンラッド)は・・・・・・きっと絶対、どこかで生きてるはずで・・・・・・。痛快ファンタジー、怒涛の急展開!
 
 「天にマのつく雪が舞う!」
 喬林知(松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 457円+税
 2003年6月発行
 【bk1】【livedoor】
 
開けば世に災厄をもたらすという禁忌の箱「風の終わり」を取り戻すため、素性(職業:魔王)を隠し、四年に一度、大シマロンで開催されるという「天下一武闘会(略してテンカブ)」に出場することになったおれ・渋谷有利。えっ、旅の仲間の村田健(ムラケン)の正体ってアレだったの!? なんて驚くヒマもなく一行に襲いかかる苦難の波! でも最大の衝撃がこの後に控えていることを、おれはまだ知らなかった――。噂のハイテンション・ファンタジー!
 
 「地にはマのつく星が降る!」
 喬林知(松本テマリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 438円+税
 2003年7月発行
 【bk1】【livedoor】
 
筆記試験とロードレースをクリアして、天下一武闘会(テンカブ)の決勝戦まで残ったおれ・渋谷有利(職業:魔王)。ところが、美熟女戦士(自称)ツェリ様一行が禁忌の箱「風の終わり」すり替え作戦を決行しているそのとき、最後の戦いの相手としておれたちの前に現れたのは――まさかまさかのコンラッド! 生きてたんだって喜びと、敵に回られたショックで混乱するおれ。これからどーなっちゃうの!? 絶好調。カッ飛ばしファンタジー!
 
 
『禁忌の箱・カロリア編』の4冊です。
ここからは、ムラケンも参加。
本は何年も前に手に入れてあったのだけど、コンラッドがアレするところから始まる話なので、読むのを躊躇ったまま今に至ってました。
アレするのはまだしも、その後のコンラッドと有利が切なくて・・・・・・
でも、思い切って読み始めたら、やっぱり面白くて、途中でダレる事無く一気に4冊読んでしまいました。
切ない話や、暗く深刻な話の合間にも、喬林さん独特のコミカルで小ネタ満載のセリフやト書きが挟まれ、それがそれまでの雰囲気と違和感無く、ちょうど良い感じに肩の力を抜いてくれます。
このコミカルさが、『○マ』なのですよねー。
TVアニメ・シリーズとは、大筋は一緒でしたが、多少の展開の違いが有ったり、アニメには無かったエピソードが有ったり、そういった差異が、この先の展開をどんな方向へと導いていくのか、アニメとはどう違っていくのか、楽しみです。
アニメとの違いと言えば、アーダルベルトが、アニメより面白い人になってました。
彼の主婦的ツッコミが読めるとは思わなかった!
好感度アップしました。
わがままプーが、今回、今までに無く男らしかったです。
冷静だった(冷静であろうとした)し。
でも、腰を痛めてたのは、さすがに80歳代。
お大事に。(雪には気をつけないとね)
その他、刈りポニ(マキシーン)やTぞう、フリンも登場。
Tぞうは、アニメの方が活躍してたかな。
コンラッドの『ルッテンベルクの獅子』の由来や、ジュリアの事など、今までチラチラと見せられてるだけだった事や新事実も色々と分かり、少しスッキリしました。
次巻の外伝『お嬢様とは仮の姿!』は、禁忌の箱に絡んだ「○マ」であって「○マ」でない話だとか。
喬林さんの「○マ」じゃない(でも外伝だから関係はあるけど)話を読むのは久しぶりなので、楽しみです。
むかーし雑誌に3回連載で掲載された『風上にもおけない!』(吸血鬼や狼男などが出て来る、孤島の男子校が舞台のコメディ)が、好きだったのですが、文庫化されないのですかね。
「○マ」が忙しくて、無理なのでしょうか。
ずっと待ってるので、いつか文庫化、お願いします!

「きっとマのつく陽が昇る!」  07-09-26読了
「いつかマのつく夕暮れに!」  07-09-27読了
「天にマのつく雪が舞う!」  07-09-28読了
「地にはマのつく星が降る!」  07-09-29読了

タグ:まるマ
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