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「無貌伝 ~双子の子ら~」 望月守宮 [☆小説 (ま行)他]

無貌伝-1-双児の子ら.jpg 「無貌伝 ~双子の子ら~」
 望月守宮
 講談社 講談社ノベルス 1200円+税
 2009年1月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

人と“ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が共存していた世界――。名探偵・秋津は、怪盗・無貌によって「顔」を奪われ、失意の日々を送っていた。しかし彼のもとに、親に捨てられた孤高の少年・望が突然あらわれ、隠し持った銃を突きつける! そんな二人の前に、無貌から次の犯行予告が!! 狙われたのは鉄道王一族の一人娘、榎木芹――。次々とまき起こる怪異と連続殺人事件! “ヒトデナシ”に翻弄される望たちが目にした真実とは!?


シリーズ1作目。
ノスタルジックな雰囲気が良く出ていて、小学生の時に読んだポプラ社版の「二十面相」とか「ホームズ」とかを思い出しました。
秋津は、外見が凄い事になってるのに反して、性格は気さくで人当たりが良く、無貌に顔を奪われた所為でヘタレてたりと、ギャップがなかなかに魅力的。
“ヒトデナシ”の存在や特徴が上手く使われていて、読み応えもあり、面白かったです。
次巻では、秋津の活躍が読める事を期待してます。
 
2011-10-26読了

 
タグ:無貌伝
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