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「首の姫と首なし騎士」 睦月けい [☆小説 (ま行)他]

首の姫と首なし騎士.jpg 「首(おびと)の姫と首なし騎士」
 睦月けい (田倉トヲル/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 495円+税
 2011年9月
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大陸の中心・フォルモント国。建国の英雄ジョセフの孫、シャーロットは。本を愛するインドア派の末っ子姫。自分を飾らず、お見合いにも失敗ばかりの彼女は、父王から“首なし騎士”、アルベルト・ホースマンと狩りに行けと命じられる。戦乱の時代、数々の首級をあげたという彼は、まるで抜き身の刃。しかもシャーロットを次の主候補に選び、つきまとってきて!? 選考委員会全員が注目!! 第9回小説大賞、奨励賞受賞作!!


新人さんのデビュー作。
新人らしからぬ安定した面白さと上手さでした。
デビュー作という事で熱意を込め過ぎたのか、読んでいて少々息苦しさを感じたりもしましたが、次巻では、かなり文章等がこなれているだろうと期待できる作家さん。
主人公のトラウマや、父王や兄たちの心情の書き方が、いまいち薄いのが残念。
とはいえ、2巻の発売も決まっているようだし、充分面白さは期待できるので、次巻も買います。
 
2011-09-25読了

 
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