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「彩雲国物語 紫闇の玉座(上・下)」 雪乃紗衣 [  ☆雪乃紗衣]

紫闇の玉座(上).jpg 「彩雲国物語 紫闇の玉座(上)」
 雪乃紗衣 (由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 648円+税
 2011年6月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

彩雲国を脅かす蝗害の回避策を求め、官吏として奔走する秀麗は、ついに異能の一族・縹家の全面的な支援を取り付ける。一方国王・劉輝は、全権を門下省長官の旺季に委任し、未だ沈黙を守っていた。飛蝗(ばった)の大群が迫る紅州へ馬を飛ばす旺季。そして瑠花と珠翠に後押しされ縹家を出た秀麗も、僅かに残されたおのれの命の刻限を自覚しながら、同じく紅州へと向かうが――。シリーズ第17弾、緊迫の最終巻「彩雲国物語 紫闇の玉座」(上)、ついに登場!!

紫闇の玉座(下).jpg 「彩雲国物語 紫闇の玉座(下)」 完結
 雪乃紗衣 (由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 819円+税
 2011年7月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

――残り時間は、一日足らず。それ以上は生きられぬ。縹家の大巫女・瑠花の力を借りて蝗害を鎮めた秀麗。しかしその決断は秀麗に残された時間を侵食し、生命を蝕んでいく。同じ頃、勢いを増す旺季を前に、国王・劉輝は苦悩していた。強力な後ろ盾も、官の信頼も失った自分が、果たして玉座にふさわしい者なのか。そして、彩雲国最大の危機が訪れる――。シリーズ第18弾、怒涛の最終巻「紫闇の玉座」(下)、ここに完結!!


8年間にわたって続いたシリーズが、ついに完結!
正直言って、劉輝は、王じゃなくなっても良いんじゃないかとも思ってました。
逃げるのでは無くて、確固とした考えを持って退くのなら、それはそれで良いんじゃないか、と。
そうすれば、秀麗も、官吏のままで嫁になれるし。
上下巻共に厚さもあり(特に下巻!)、内容もかなりの読み応えのあるもので、途中で辛くなるかと思ったのですが、コミカルな会話が健在なお蔭で、息が詰まる事無く、一気に最後まで読めました。
長く続いたシリーズを見事に纏め上げた結末で、本当に面白かった!
でも、もう少し読みたいので、番外編集を出して欲しいです。
 
「彩雲国物語 紫闇の玉座(上)」 2011-07-24読了
「彩雲国物語 紫闇の玉座(下)」 2011-07-29読了

 
タグ:彩雲国物語
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