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「<運び屋>リアン&クリス」全2巻  清家あきら [☆小説 (さ行)他]

天国になんか行かない.jpg 「天国になんか行かない <運び屋>リアン&クリス」 1巻
 清家あきら (山田睦月/絵)
 新書館 ウィングス文庫 660円+税
 2010年5月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【Amazon】

新米<運び屋>のリアンが引き受けたのは、天才少年のクリスチャン・リー博士を国際学会に送り届ける仕事だった。ある事情でイキモノを運ぶのにはこりごりしていたリアンだが、高額の謝礼に目がくらんだのだ。世間知らずで情緒に乏しい博士との道中は、困ったことや腹の立つことの連続。しかも、やっと心が通い始めたと思ったとき、博士の頭脳を狙う敵に追われて逃げ込んだ山中で、とんでもないことが発覚して・・・・・・? でこぼこコンビの、パートナーシップ・ストーリー。

2-永遠なんて知らない.jpg 「永遠なんか知らない <運び屋>リアン&クリス」 2巻 完結
 清家あきら(山田睦月/絵)
 新書館 ウィングス文庫 680円+税
 2010年10月
 【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【Amazon】

<運び屋>稼業を通して出会い、無二の相棒となったクリスとともに、商売を続けていくことにしたリアン。二人の事務所には、多種多様な仕事が持ち込まれる。クリスは、リアンや客たちとの触れ合いによって、さまざまな感情を「学習」していった。そんなある日、店番をしていたクリスが預かってしまったのは、地上最悪の生物、赤ん坊。しかも彼女は「巫女姫」などと呼ばれる厄介な存在だったことから・・・・・・!? でこぼこコンビのパートナーシップ・ストーリー、完結。


雑誌で読んでいた時から大好きなシリーズ。
ハートフルなのに、かなり容赦の無い展開で、それが話しに現実味を与えて話全体を引き締めています。
甘いだけの話じゃなく、読み応えもあり、とても面白かったです。
ぜひリアンには、結婚して子供を作って欲しいです。
リアンの子や、孫、曾孫が共に居てくれる事が、きっとクリスの救いになるんじゃないかな、と思うので。
クリスが、ご近所と、どんなふうに付き合っているのかという日常小話も読んでみたかったです。
もっともっと読んでいたいと思わせられる、そしてクリスたちの幸せを思わず願ってしまう、優しさと温かさが溢れる、素敵なシリーズでした。
 
「天国になんか行かない <運び屋>リアン&クリス」 2011-03-26読了
「永遠なんか知らない <運び屋>リアン&クリス」 2011-03-30読了

 
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