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「平安ぱいれーつ -東国神起-」 如月天音 [  ☆如月天音]

3-東国神起 「平安ぱいれーつ -東国神起-」
 如月天音 (高橋明/絵)
 新書館 ウィングス文庫 890円+税
 2010年8月
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昔むかしの平安時代。山吹丸の主・藤原純友様は、伊予海賊の大頭を務めている。主のご意向で、一行は東国を訪ねることになった。その地を逃れてきた海賊達が南海道で暴れる事件が多く起こるようになり、京まで噂の届く平将門や興世王らの使う妖しい術の正体を探ろうとしたのだ。そうこうするうちに、朝廷は純友様の存在を問題視するようになる。戦を好まず、笑顔の消えた主のため、四天王達と山吹丸は力を尽くすが・・・・・・!? 奇想天外・あやかし絵巻、驚天動地の終幕!!


シリーズ完結巻。
史実がアレなので、どうなる事かと心配したら、やっぱりアンナ事にっ!
ハラハラしつつも、彼ららしい大団円で、良かったです。
山吹丸は、この先も、何だかんだと理由をつけてショタのままでいさせられるような気がします。(笑)
河童と本気で遊ぶ黒金も良かったですが、舞台を変えた彼らの珍道中も読んでみたかったです。
続編的短編集とか出たら嬉しいんだけどなぁ。
3冊で終わるのが勿体無いくらい面白いシリーズでした。
 
2010-08-17読了

 
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