「三千世界の鴉を殺し 13」 津守時生 [ ★津守時生]
「三千世界の鴉を殺し 13」
津守時生(麻々原絵里依/絵)
新書館 ウィングス文庫 580円+税
2007年11月発行
【bk1】【livedoor】
惑星バーミリオンの危機を回避するため開かれた秘密厳守の会議は、いよいよ核心に迫ろうとしていた。流民街の地下深く眠る宇宙船。そして、それを秘匿し利用しようとする組織の存在。彼らが惑星軍を動かし、クーデターを起こす可能性を淡々と指摘するルシファに、一同は驚愕する・・・・・・!! 宇宙軍、惑星政府、そして都市警察。それぞれの思惑を超えたプロジェクトは果たして成功するのか――!? 美貌で男たらしのプロジェクト・リーダー、ルシファは悪魔の如く狡猾に(!?)そのカリスマ性を発揮する!!
やっと作戦会議が終わり、ルシファ達が動くのに合わせて、敵にも動きが。
大統領も、何を考えてるのか謎なのが、不安を煽ります。
ニコルとルシファの初めて出会った時の話を初め、今回はこの二人がイチャイチャしてたかな。
周りの男性達も、本人達は無自覚にイチャイチャして、ライラ達に冷たい眼で見られたりしてて、本当に、この本に出て来る野郎共は、なんてオバカで可愛いんだろう。
収録されてる短編「やさしい悪魔」も、最高にオバカで、笑った笑った。
女子高生のように怯えるワルターといい、どーしても空回りしてしまう哀れなエリー(エルトン・グレッグ)といい、無邪気な悪魔と化したルシファといい、も――っ!
さようなら、運命の人・・・。 (爆笑)
懐かしいフレーズです。
「運命の人」ゴッコとか、あったなぁ。
何だか、最初から読み返したくなりました。
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