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「彩雲国物語 白虹は天をめざす」 雪乃紗衣 [  ☆雪乃紗衣]

 「彩雲国物語 白虹は天をめざす」
 雪乃紗衣(由羅カイリ/絵)
 角川書店 ビーンズ文庫 514円+税
 2007年9月発行
 【bk1】【livedoor】
 
監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗(しゅうれい)。一方国王の劉輝(りゅうき)は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛(らん しゅうえい)を取り戻すため、藍州へ赴くことに! 案内役として、後宮に入った藍家の十三姫(じゅうさんひめ)を連れ、ひっそりと旅立った劉輝。そして、その後を追うのは秀麗のシゴトで・・・!? 迷える将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑なキモチの秀麗の、それぞれの旅はどうなる!? 疾風怒濤の急展開・シリーズ第12弾、堂々登場!!
 
 
今回、今までよりも厚みがあって、その分、読み応えもありました。
登場以来、現実の理不尽さと自分自身の甘さに立ち向かう秀麗にとって必要な存在となってたタンタン君。
今回は、静蘭に続き、燕青にも認められていて、タンタン・ファンとしては嬉しい限りです。(酷い目にも合わされてたけど・笑)
燕青とタンタンの会話も楽しかったv
「たぬタンv」って。(笑)
本当にタヌキが好きだったのね。(少し疑ってました)
秀麗が監察御史になるまでの話は、いわゆる「乙女小説」で、秀麗を中心とした逆ハーレム話でした。
が、監察御史になってからは、秀麗に群がってた男共が、秀麗から自分自身のやるべき事へと意識を移し、それぞれ独立して動くようになって来て、話全体の雰囲気が変わってきました。
この巻は、重要な決断をする者が多く、特に重い雰囲気でした。
この先、誰が何をして、何が起こるのか、まったく読めません。
かなり色々と散りばめられている伏線も、どうなるのか、早く続きを読みたい!
次巻の発売は何ヵ月後ですか?
出来るだけ早く次巻をー!

07-09-25読了

タグ:彩雲国物語
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