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「散歩屋さんの事件簿」 麻城ゆう [☆小説 (ま行)他]

 「散歩屋さんの事件簿」
 麻城ゆう(下村富美/絵)
 小学館 パレット文庫 524円+税
 2002年2月発行
 【bk1】 【livedoor Books】
 
 
大学生の結城勇樹(ゆうき ゆうき)は、叔母が経営する「ふれんど散歩社」で犬の散歩屋さんのアルバイトを始めた。いつものように、ミステリー作家、桜大作(さくら だいさく)の家のラッシーと朝の散歩の途中、誰も住んでいないはずの広い庭のある洋館の前で、突然ラッシーが異変を感じた。そして、その家から飛び出してきた子犬を助けたことが縁で、その豪邸の娘、御影百合花(みかげ ゆりか)の愛犬ポンの世話をすることになったのだが・・・・・・。 百合花の父で建築デザイナー御影祥三郎の遺産相続をめぐり、さまざまな仕掛の施された豪邸で、人々を惑わす奇怪な出来事とは・・・・・・!? 
 
 
思いのほか、しっかりとしたミステリー物でした。
館が舞台のミステリーと言えば、「館の見取り図」!
付いてなかったのが、残念でした。
「クマみたいな」と言われてしまう巨大コリーのラッシーと、甘えん坊のポメラニアンのポンが、とても可愛いです。
思わず人が恐がって避けてしまうほど巨大なコリーって、凄く興味がわきます。
見てみたい!
ラッシーの飼い主の大作も、なかなかに不思議な人で、もっと彼について知りたいと思わせられました。
シリーズ化してくれたら嬉しいなぁ。

06-11-28読了

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