「(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚できたら一攫千金!~」 夕鷺かのう [☆小説 (や行)他]
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚できたら一攫千金!~ (ビーズログ文庫)
- 作者: 夕鷺かのう
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: 文庫
冒頭から「お姫様」というものに対しての幻想をぶち壊す良いラブコメ(笑)
イジメやら何やらとツライ目に遭いますが、主人公がド庶民根性でパワフルに前向きに進んで行くので、読んでいて楽しかったです。
逞しさのお蔭で、主人公の容姿が「妖精のように美しく儚げ」なのを頻繁に忘れてしまいました(笑)
どのキャラもボケたり突っ込んだりで、掛け合いがとても楽しかったです。
そして、旦那様のツンデレ指導に萌えましたv
完結している書き方でしたが、ぜひ続編を読んでみたいです。
その時は、院長(長身で美丈夫の“オネエサマ(男)”・笑)の再登場を希望します。
「クドリャフカの順番」 米澤穂信 [☆小説 (や行)他]
「古典部」シリーズ第3巻。
文化祭と事件の話。
料理は、私も「すいとん」しか思い浮かばなかったです。
かなり生徒が自由奔放に文化祭を運営していて、楽しそうな文化祭でした。
「氷菓」「愚者のエンドロール」 米澤穂信 [☆小説 (や行)他]
「古典部」シリーズの1・2巻。
京アニさんのキャラは可愛いなぁv と、表紙買い。
でも、このアニメ絵の表紙って、表紙じゃなくて、表紙サイズの“帯”だったのですね。 ビックリ。
2冊とも、予想していたよりもページ数が少なく、内容的にもアッサリとしていて、読みやすいけれど、物足りなさも感じました。
面白かったし、メインキャラたちも魅力があったので、文庫が出ている4巻まで読んでみる予定。
気軽にサラッと楽しめるシリーズだと思います。
それにしても、アニメ版の千反田さん、えらく髪がボサボサだなぁ。
「愚者のエンドロール」 2012-04-25読了☆
「ドラゴンは姫のキスで目覚める」 夜野しずく [☆小説 (や行)他]
夜野しずく (くまの柚子/絵)
角川書店 ビーンズ文庫 514円+税
2010年9月
【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
シンシアはウィルシャー家のお姫様。だけどその生活は超貧乏。宿敵カイルとの無謀な賭けで大金が必要なところに、領地に魔物が出て大ピンチ! 背に腹は代えられないシンシアは、ファーストキスを捧げて脅威の暗黒竜と契約することに。ところが、超絶美形の人型をとる暗黒竜・クロウは、隙あらばシンシアを口説こうとする始末。そのうえ、暗黒竜を狙う何者かに狙われるハメになり!? 第8回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞作品!!
マメレージ集めで買った1冊。
新人さんのデビュー本。
物語もキャラ設定も魅力的なのに、今一歩活かしきれてない感じがあります。
後半、主人公は蚊帳の外なので、事件解決のワクワクもいまいちだし、悪党も軽い扱いで、企んでる悪事や事情を細かくセリフで説明してくれたのには、興醒め。
ラブも薄く、どれも狙ってやってるというよりは、新人ゆえの力不足と感じました。
でも、面白い事は面白いのですよ。
暗黒竜は、ヘタレなだけじゃなく、どうやらDTのようだったりもしますし。(苦笑)
女性恐怖症でツンツンのマーカスが、デレたらどうなるのか興味がありますし。
読んで損した、とは思いませんでした。
なので、今後の成長に期待してます。
この話の続きを・・・ と言うよりは、全く別の新作を読んでみたい気がします。
「子守り魔王と姫騎士団長」 夕鷺かのう [☆小説 (や行)他]
夕鷺かのう (みずのもと/絵)
エンターブレイン ビーズログ文庫 560円+税
2010年2月
【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
舞台はうるわしの黄金郷・小イルマリア。運動音痴の皇女ながら軍の騎士団長を務めるクレアは、彼女を嫌う継母の正妃エルビラから「隠者の山」に棲む魔王の討伐を命じられた。危険な行軍のさなか、魔物に襲われ山道から滑落したクレアは、目覚めた洞窟の奥で目的の魔王と対面する。――だが、トラロックと名乗った彼は、生贄の動物や赤ん坊を大事に育て、涙もろくて家事万能。噂とは真逆の「超いい人」で・・・・・・!? 話題作「ヤンキー巫女逢桜伝」の著者が放つ、華麗に革新的なファンタジーロマン!
以前に読んだ「ヤンキー巫女」面白かったので、手を出してみました。
継母との確執の原因が分からないので、なぜここまで継母が好き放題出来るのか分からず、ちょっと置いてけぼり感が。
後半の強引な展開も、もしかしたらその辺の事情が分かっていれば納得できたのか・・・・・・? と思わなくも無いですが、う~ん・・・
キャラは可愛くて、面白かったです。
副団長の恋の行方も気になります。
両想いになって欲しいと思いつつも、もう少しの間は、今のまま、ヤキモチ焼いたり焦らされたりしてて欲しいです。(酷い 笑)
「ヤンキー巫女逢桜伝」 夕鷺かのう [☆小説 (や行)他]
夕鷺かのう (湖住ふじこ/絵)
エンターブレイン B’s-LOG文庫 580円+税
2009年6月
【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】
地元じゃ筋金入りのヤンキーだったあたし=穂倉梓は、今はド田舎の村で巫女をやらされてる。今日も心は穏やかに、神事のイロハは丁寧に・・・・・・ってマジウゼエ! しかもそこに“自称神サマ”のクラスメイト・染井良信が現れて、「僕の父親を探してください!」ときたもんだ。退屈もウンザリだがな、面倒に巻き込まれるのは御免なんだよ!! ――はぐれ巫女&チェリーな神様コンビが、閉ざされた村の闇をぶっ潰す(釘バットで)! 審査員絶賛! 第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞に輝いた青春活劇が大・降・臨!
ツンツンと変人ばかりだった気がする・・・
特に、パパの残念な事と言ったら・・・・・・(泣)
謎解きの流れが少しぎこちなく感じたけれど、特に疑問も破綻も無いように思え、安心して読めました。
民俗学部分もヤンキー部分(笑)も、とても面白かったです。
特に、「あの夜」は・・・、まさかイラスト付きだとは(笑)
初読み作家さんでしたが、当りでした。
他のシリーズも意外な設定で面白いらしいので、探そうと思います。
「Ai DeathGUN -古より愛を込めて-」 夜木まゆ [☆小説 (や行)他]
「Ai DeathGUN -古より愛を込めて-」
夜木まゆ(山下善光/絵)
エンターブレイン ビーズログ文庫 480円+税
2006年12月発行
【bk1】 【livedoor Books】
2XXX年。警察施設のみを襲った大量殺人事件・・・・・・。 犯人は不滅の体を手に入れた"アルテミス"。人ならざる者たちを撲滅するために『不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課』の(ちょっとヤバい?)名物コンビ、レイジとヤシキが立ち上がった!! 「魂(こころ)が折れたら・・・・・・」「・・・・・・さよならだ」――。を合言葉に、ふたりの熱い魂を込めた【デス・ガン】で不死の敵たちを撃ちのめす。奇妙な友情で結ばれた男たちをテーマに、スタイリッシュ&コミカルな刑事アクションストーリーが今、始まる!!
マンガ、もしくは映像(アニメ)にしたら、カッコイイだろうなぁと思うシーンが、幾つもありました。
今月(2006,12月)ドラマCDも発売されたそうですが、聴くだけじゃ無く、ぜひ眼で見たい。
レイジとヤシキが「デス・ガン」を撃つシーンとか、迫力ありそう。
「対になった金と銀の銃」という設定も、カッコイイです。
二人の後輩の、ひよっこ頭のイオタは、ちょっとボンヤリで、真面目で真っ直ぐで素直で、二人をとても慕っていて、まさにマスコット的な可愛さ。
一見ドットに見える細かいヒヨコ柄のネクタイ着用なところも、可愛いです。
各キャラの過去とか、敵のアルテミス集団『プレアデス』の謎の幹部たちなど、気になる謎が幾つも出て来てますが、まだまだ謎の一端という感じ。
「魂を込めた弾で撃つとアルテミスを倒す事が出来るのは、何故か?」も、すごく知りたいので、続巻の発売を楽しみに待ってます。