「FLESH & BLOOD １５・１６・１７巻」 松岡なつき

　「FLESH & BLOOD　１５」
　松岡なつき　（彩／絵）
　徳間書店　キャラ文庫　５３３円＋税
　２０１０年６月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

凍てつく冬の１６世紀から、半年ずれた夏の現代へ――。ホーの丘から無事タイムスリップに成功した海斗。そこで海斗を出迎えたのは、なんと親友の和哉だった！！　一方、ウォルシンガムの手に落ちたジェフリーは、国家反逆罪の汚名を着せられ、厳しい拷問に晒されて！？海斗不在の喪失感に苛まれる海賊達、そして病と闘いながらも帰還を誓う海斗の、時空を隔てた葛藤を描く、新展開の現代編！！

　「FLESH & BLOOD　１６」
　松岡なつき　（彩／絵）
　徳間書店　キャラ文庫　５３３円＋税
　２０１０年１０月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

あちらの世界で世話になった、ジェフリーの生涯が知りたい――。結核治療を続けながら、過去の記録を調べる海斗。その必死な様子に、和哉は疑問を募らせる。もう会えない人なのに、その想いは単なる恩義か身分を越えた友情か、それとも・・・！？　問い詰めたい衝動と激しい執着を押し隠し、過保護なほど海斗の面倒を見る和哉。そんな時、ついに手掛かりを掴んだ海斗は、和哉とプリマスを訪れて！？

　「FLESH & BLOOD　１７」
　松岡なつき　（彩／絵）
　徳間書店　キャラ文庫　５３３円＋税
　２０１１年２月
　【bk1】【livedoor】【楽天ブックス】【イーブックオフ】【Amazon】

ジェフリーの命が尽きる前に、絶対１６世紀へ帰るんだ――。海斗の揺るがない決意を知って、リハビリ施設に隔離してしまった和哉。たとえ嫌われても、敵対してでも離さない！！　親友をそこまで追い詰めてしまった罪悪感を抱えつつ、海斗はトンネルの開く日を待ち続ける・・・。一方、敵国スペインでは、ついにサンタ・クルズ候が逝去！！　時代の歯車はビセンテを巻き込み、戦争へと大きく動き出す――。


現代編、３冊。
ここもパラレルなのでは！？と思ってしまう程、和哉の雰囲気が変わっていて驚きました。
あまりの執着っぷりの怖さに、和哉は放っておいて、早く１６世紀に帰ろうよ！と思いながら読んでいたのですが、最後の最後で、和哉が可哀想で切なくて、誰か和哉の心を救ってくれないだろうかと願わずにはいられませんでした。
Ｊ・Ｐも、ここで退場なのは勿体無いキャラなので、再登場を期待してます。
まだまだ波乱続きのようで、ジェフリーもどうやって救出するのか、ハラハラドキドキで、次巻の発売が待ち遠しいです。
　

「FLESH & BLOOD　１５」　2011-04-07読了☆
「FLESH & BLOOD　１６」　2011-04-09読了☆
「FLESH & BLOOD　１７」　2011-04-12読了☆

　

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