SSブログ

「龍を飼う男」 ふゆの仁子 [  ★ふゆの仁子]

 「龍を飼う男」
 ふゆの仁子(奈良千春/絵)
 竹書房 ラヴァーズ文庫 571円+税
 2005年10月発行
 【bk1】 【livedoor】 【BOOK・OFF Online】 【楽天ブックス】
 
高柳は今、一世一代の決心を胸に香港の超高級マンションの前に立っていた。目的の相手は、大学時代の同級生、ティエン・ライ。香港での仕事をマフィアに邪魔され、失敗しそうな高柳は、最後の手段でティエンの交渉を持ちかけに来たのだ。交渉金のない高柳は、自分自身の身体をティエンに売るから、それでマフィアをなんとかしてほしいと頼む。必死な高柳に、香港でも有名なマフィアの血を引くティエンは、妖しい取り引きを持ちかけてきた。「お前の身体だけで報酬が足りない場合は、俺に一生飼われる覚悟はあるか」 危険な魅力を放つティエンの目の中に茫然と頷く自分の姿を高柳は見た…。
 
 
あらすじを読むと、BLに良くある鬼畜攻めのようですが、虐められてるのは、実はティエンでは、と思ってしまいました。
だって、いきなり昔の事で高柳に脅されてるし。
高柳は、あまり自分のした事(昔の話を持ち出した事)が、どれほど痛い攻撃か判ってないようですが、言われた方は、辛いなんてもんじゃないのでは・・・・・・。
可哀想なティエン。(涙)
それに、結構、優しい人だし。
少し、「お金がない!」の狩納さんを思い出しました。(可哀想具合が似てるというか何と言うか)
虐められっぱなしじゃ無い高柳の逆襲も、なかなかな小悪魔(いい年の大人だけど)です。
煽るわ、乗っかって誘うわ。
そして、奈良さんの絵が、エロさを倍増させていて良かったです。

06-09-14読了

タグ:ウェルネス
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。